2012年04月21日

綾屋紗月さん 熊谷晋一郎さん 講演会が終わりました

今日、4月21日は、私が理事長を務める「一般社団法人サポート狛江」が主催した講演会「お互いの“違い”を認めてコミュニケーションを進めるために」でした。話してくださるのは、綾屋紗月さんと熊谷晋一郎さん。
講演に招かれるのは簡単ですが、お招きする側は準備も後片付けも含めて大変!といつも思います。
サポート狛江メンバーの底力を感じるのも、こういうイベントのときです。

綾屋さん、熊谷さんについては、「発達障害当事者研究」「つながりの作法」などの多くの著書があります。
綾屋さんのブログも、今日始めて訪問してみましたが、とても心地よい場所でした。

心地よい といえば、今日のお二人のお話は、とても刺激的で、勉強になることが満載でした。でも、それ以上に、心地よい、充実した、魂の栄養になる時間をもらったなぁ、というのが一番の感想です。

場の雰囲気とのチューニングができないうちは、ことば(音声言語)がうまく出せず、手話でないと話せないという綾屋さん。でも、少しずつ音声で話せるようになって紡ぎ出してくださる「ことば」の一つずつに、力があり、重みがあり、あたたかさがあり、じかに心に響いてくるような「波長」とでも言える「何か」がありました。

熊谷さんのことばは さらに、深く、広く、心地よく、その場にいるだけで、ふわ〜〜っと、まるで極上の音楽に包まれているような気がしました。
聞いているのは「音声言語」なのに、「言語の意味」を超えたメッセージを受け取ったような気がしました。熊谷さんのたたずまい自体も、人を落ち着かせる雰囲気に満ちている気がしました。

本を読んだだけでも「そう、そう!」と思っていましたが、肉体と肉声を目(耳)の前にしてお話を聞くことは、やはり、別の意味合いがあるんだな、と思ったことでした。
「シェア」とでも言うのでしょうか。

講演の会場に、筆談援助による意志疎通をしている女性が来場していました。
講演が終わってから「面白かったですね〜〜」と話しかけると、筆談で「ちょっと、むずかしかったけど。でも、きて よかった です。 なかがわせんせいも おつかれさま でした」と書いて下さいました。
東田くんもですが、この女性も、重い障害を持つとしか見えない外見と、繊細で豊かな内的世界とのあまりに大きな落差に、筆談で意志疎通ができるということを、なかなか信じてもらえなかった時期がありました。
今は、幸いよき支援者に恵まれて、筆談で表現できることを、人ごとながら、本当にありがたいことだと思いました。

私が援助者になれないのは「ゴメンナサイ」という気分でもあるのですが、一回の人生で、一つのからだで、できることは限られているので、私は自分の思う所に従って、少し別の方面で、トライしようと思います。

いや〜〜 疲れましたが、充実 (^_^)v 
気がつくと、ここの所、息をつめたり、はぁはぁと浅い呼吸になっていたのですが、今日は、深い、気持ちのいい呼吸ができています。

posted by 中川信子 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然のぶこん