新聞の広告で見つけた映画です。2月から上映中だったそうですが、まだ間に合いそうでよかった!
法隆寺の大修理、薬師寺の伽藍復興などをなしとげた最後の宮大工といわれる西岡常一さんにまつわるドキュメンタリー。
西岡さんの本、「木のいのち 木のこころ」(天)(地))(人)三部作(草思社)は、すばらしく示唆にとんだ本でした。今は3冊分まとめて新潮文庫に収められているようです。
木を使って建てるときの心得は「個性を殺さず 癖を生かす」こと。
人が育つ、人を育てるということも全く同じと思い、一筋に生きる人のことばの一つずつの深さに、わが身を思い返しながら、何度も読み返した本です。
この宮大工西岡棟梁の最後の仕事ぶりの映画、上映は2月から始まっているようですが、まだまだ、この後も上映予定が続きます。
私も時間を作ってぜひ見に行こうと思います。