ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

 2月25日、26日の2日間にわたる「第3回 まじくるフェスタ in  府中」終了しました。

何というか、充実の2日間でした。全部に参加してたわけじゃないのですが、講座も、メインのまじくるステージも、終わりの会も、一言一句聞き漏らすまいと前傾姿勢での参加・・・・という感じでした。

iprezen というソフトを使って、全国7箇所のサブセンターのようすを中継しながら、メイン会場とやり取りできる・・・という趣向も新しかったです。

まじくるブログにそのようすが載っています。

障害のある人や子育て中の人は、どんなに思いがあっても、その場にカラダを運んで参加することが難しいのですから、ネットを駆使して、なるべく多くの人が参加できる仕組みを作ること、大事と思います。
それに交通費と時間をかけなくても、いながらにして討論できるって、すごい。

全体のようすは、日置真世さんのブログ「新サロン日記」 2月25日、26日の分をご覧ください。

湯浅誠さんといい、又村あおいさんといい、もちろん日置真世さんといい、同じ方向を向いている、しかも、行動力があり、かつ、明晰な人たちって、ほんとにすごい、と思い、また、全国各地に、同じ思いの人がいて、思ってるだけではなく、やってる(行動してる)人もこんなにいるのか! と、心強くなりました。

日置さんのブログにもあるように、補助金をもらって無料で発行された「まじくる」マガジン、読んでください。

これからの地域社会、福祉のあるべき方向が指し示されていると思います。

<第26回 ことばのなかよし交流会と講演会のご案内>

   
千葉県吃音を考える会では、吃音がある子とその家族の年3回の交流会を行っています。今回も子どもたちは、ゲームをしたり、工作をしたりして楽しみたいと思います。また、保護者の方や吃音がある子に関わる先生方を対象に、伊藤伸二先生をお招きしての講演会を行いたいと思います。交流会と講演会の詳細は下記の通りです。
 
【日時と集合場所】
平成24年3月3日
①交流会 受付 9:30 10:00〜15:30 
       集合場所:千葉中央コミュニティーセンター5階音楽室
 
②講演会 受付13:00 13:00〜15:30 
       集合場所:千葉中央コミュニティーセンター6階視聴覚室

【内容】

1.交流会
 簡単な参加者の顔合わせの後、子どもたちはゲーム、保護者は相談会を行います。伊藤先生には、講演会前まで、それぞれの活動に参加していただく予定です。 
 

2.講演会 
『吃音肯定の立場に立つ子どもとのかかわり方』
講師 伊藤 伸二 先生(日本吃音臨床研究会会長 大阪教育大学非常勤講師)

【対象】*講演会および交流会どちらも参加できます。
吃音のある子の保護者・通級指導担当者・学級担任・言語聴覚士
 
【参加費用】1500円
 
【その他】
当日の駐車場は、コミュニティーセンターにもありますが、隣接する千葉市役所に1日600円でとめることができます。
交流会に参加される方は、昼食を持参してください。
 
【申し込み方法】
下記の連絡先まで、①所属 ②氏名 ③参加内容:交流会+講演会、講演会のみ、交流会のみ、について明記し申し込みください。なお、メールにて申し込む際は、題名に「ことばのなかよし交流会申し込み」と書いてください。当日参加も受け付けますが、準備の都合から事前の申し込みをよろしくお願いします。
 
【連絡先】
旭中央病院 小児科 ST 野原信
(病院)FAX  0479(63)8580
E-Mail:anoharaasahi@yahoo.co.jp 
 
【主催】
吃音を考える会 代表 堀 彰人

 大阪(厳密には堺市)からの帰り、新幹線を新横浜で降りました。小田急線狛江までは、新横浜ー町田ー狛江 と行くことにしているからです。

新横浜で乗り込んできたのが、お母さんと一年生くらいの男の子。
お母さんは男の子の背負っているリュックをぎゅーぎゅー力任せにひっぱるというか押すというか、突き飛ばすみたいな感じで乗り込んで来ました。
たいそうな剣幕です。
「あんたのせいで ナンタラカンタラ!」と言っているみたいです。
男の子をぎゅーぎゅー引っ立てて、ドア脇に立たせました。
男の子は、反論するでもなく、されるままになっていました。
あらまあ、毎日、こんな具合に怒られてばっかりなのかしら、かわいそうに。

「あんたのせいで一電車遅れた・・・か何かかしら?」と思っているうちに私はウトウトしてしまいました。
10分くらいして目を覚ましたら、男の子は、少し離れたところの席に座っていました。お母さんは立っていました、男の子のリュックを手に持って。

男の子が何か言うと、お母さんは耳を寄せて聞き、リュックの中からお菓子らしいものを探し出し、男の子にやさしく渡していました。
「おかあさ〜ん、むにゃむにゃむにゃ」と男の子は甘えたようすで言っていました。

ああ、よかった。私がうたた寝してる間に、お母さんの怒りは収まって、いつもどおりの親子の姿に戻ったのね、と安心して、私は町田で降りました。

親子の生活の中には、いろいろな感情の時がありますよね。
一つの場面だけを見て、早々と決め付けることは、間違いのもと、クワバラクワバラ、と 自分に言い聞かせました。

       日にちが迫っておりますが、2月25(土)ー26(日)の2日間、東京都府中市生涯学習センターにおいて「第3回 まじくるフェスタ」が開催されます。

この「まじくるフェスタ」は、
■主催  釧路の「NPO法人地域生活支援センターネットワークサロン」
■共催   全日本手をつなぐ育成会
一般社団法人社会的包摂サポートセンター
で開催されます。

フェスタは 上記、「ネットワークサロン」と、その関連団体である「地域起業創造センター まじくる」とで地域限定でやっていたのが、今回規模が大きくなったものです

地域の課題は、母子、子育て、引きこもり、障害、貧困など、タテ割りでの対応では間に合わず、また、いくら「連携 連携」と号令をかけても、なかなかうまく回らない現状があると思います。

今回の「まじくるフェスタ」は、問題意識を持った人がとりあえずまじくって(混じりあって)、地域から社会を変える方策を話しあう・・という趣旨です。

内閣府参与の湯浅誠さんも参加予定です。

チラシは上記「ネットワークサロン」のHP上に掲載されておりますが、チラシと、分野別基礎講座プログラムの時間を掲載しました。

中川は、釧路に古くからの友人がおり、その関係でこのフェスタにも少しだけ関わることとなり、ネット環境の整備などに、狛江在住のお仲間が加わってくださることになった・・・・という構図です。

   ■まじくるフェスタチラシ pdfファイルはこちらまじくるフェスタチラシ.pdf

■連続基礎講座内容一覧   pdfファイル分野別基礎講座実施一覧(2).pdf
 

■連続基礎講座内容一覧

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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