2011年09月27日

パーソナルサポートサービスとは?

  「パーソナルサポートサービス」は、これから向かうべき方向の一つだと私は思っています。
早い話が「困ったことが起きたら、専門的知識のある友人(パーソナルサポーター PS)のところに相談に行く。すると、彼(彼女)が、問題点を聞き取り、必要な場所を紹介し、必要があったら同行して手続きする。一ヶ所の窓口では終らないことが多いので、いくつもの窓口を全部網羅してくれる。一件落着したら、いったん、関係は薄まるが、再度問題がおきたら、解決するまで付き合ってくれる」というようなこと。
   パーソナルサポートサービス ← 分かりやすいイメージ図はこちら

 

これに関して、しばらく前、日置さんに質問して返事をもらったので、要点をご紹介しますね。

 ◆パーソナルサポートサービスについては、以下の内閣府のサイトをご覧ください。
これまでの議論の流れが議事録になっています。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kinkyukoyou/suisinteam

 

◆要するに、地域生活何でも相談事業です。単なる個別支援だけではなく、ネットワーク型の相談支援体制を地域に構築することが目的です。

◆緊急雇用の制度を活用しているため、「雇用促進」「就労支援」の側面が強調されていますが、実際には生活面にいろいろな生きづらさを抱えている人たちの総合的、継続的、分野横断的な支援から、福祉的な要素(各種障がい、家庭環境など)への対応が多いです。

◆22年の中間まとめが以下のPDFとなっており、全国の一次モデル5地域(釧路、横浜、京都、福岡、沖縄)の特徴や実績が分かります。http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kinkyukoyou/suisinteam

◆内閣府の企画事業を厚労省が引き受け、都道府県に配分している緊急雇用の基金を活用して、手を挙げた市町村が予算要求して実施主体は基本は市町村となっています。
    (都道府県直営もあります)

◆自治体によってプロポーザルにしたり、随意契約にしたり地域によってスタイルは異なります。
◆予算規模は多いところ年間1億5千万ぐらいから釧路がおそらく最も小規模で5千数百万です。

◆二次の地域が上記に加えて、14加わり、今は全国で19の地域で実施されています。
(岩手県、野田市、長野県、岐阜県、浜松市、野洲市、京丹後市、箕面市、豊中市、吹田市、大阪市、島根県、山口県、徳島県)
二次地域を含めると予算規模はもっと小さいところがあるかもしれません。

 

以上です。

 

posted by 中川信子 at 21:41| 徒然のぶこん

2011年09月27日

対等な関係・・・・

このところ、時々紹介している日置真世(ひおき・まさよ)さんのブログ「新・サロン日記」には学ぶことがたくさんあります。

昨日も、自分自身のモノゴトに向かう姿勢を深く反省させられるようなできごとがあり、あれこれ考えていた時、またまた、日置さんのブログのことばに行き当たりました。

私よりずっと若いのに、この方の「コトバ」と、その背景にある力には、本当に感心させられます。
そうだ、私も、立ち止まらずにススメ! と気を取り直しました。

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新サロン日記 9月23日 「無知の知」
       http://ameblo.jp/n-salon


この間、いろいろな分野で様々な困難の状況にある人たちを支えている方たちに会っていますが、それまではよく知らなかったことがたくさんわかってきます。

けっこう、いろいろなことを見聞きしたり、知る機会、学ぶ機会があって、それなりにいろんな現実を知っていると思っていましたが、所詮、自分が知っていることなんてほんのちっぽけなことなのです。

何でも知っている、これだけ知っているなんて思ってしまったら、人を応援する仕事なんかできないのではないかと私は思うのです。


ソクラテスの「無知の知」とは実にすごい言葉です。
人間は何もかもすべてを知ることなんかできないのです。

それをあたかも知っているかのように思ってしまえば視野が狭くなったり、思いこんでしまったり、対等な人間関係を結べなくなったりします。   

                
以下略

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あれがない、これがない、誰の責任だ? 行政が悪い、 と言っていないで、ないものは自分たちで作りだす!!     
日置さんと彼女の仲間たちは今までずっとそうしてきましたが、
今後の活動が、さらに楽しみです。

日置さんたちとのコラボの「まじくるフェスタ」を東京・多摩地方で来年2月に開こうという話があるのでなおのこと、です。
     
 NPO法人 地域生活支援センターネットワークサロン
      地域起業創造センター まじくる
      地域パーソナルサポートセンター えにぃ

 

「えにぃ」は、内閣府モデル事業を受けて運営されていますが、全国に(福祉分野で)この「パーソナルサポートシステム」の取り組みが広がることを、私は待望しております。

高齢者分野では「あっ!」という間に、ケアマネジャーという、一人の人をマネージする制度ができたのに、障害分野では、遅々たる歩み。保護者の負担はちっとも軽くなっていない現実。

必要だから作っちゃえ!  には、えらく大きなエネルギーが必要だと思います・・・・・。誰にでもマネできることじゃなく。

 

posted by 中川信子 at 21:21| 徒然のぶこん