2011年09月08日

『この子たちをよろしく』

  9月11日(日)、十勝の仲間にお招きをうけて、久しぶりに北海道・帯広に行くことになっています。いただいたお題は
『この子たちをよろしく 〜〜 支援ネットワーク はじめのいっぽ』
  
主催は、十勝ADHD&LD懇話会

「この子たちをよろしく」は、東京都自閉症協会機関誌の特集の題、
「はじめのいっぽ」は 全国難聴言語障害教育研究協議会の毎夏のセミナーの愛称。
パクってすみません。でも、私が考えることと、ぴったりのことばなので。

さて、帯広では、私が狛江で、どんなふうに、ネットワーク作りにかかわってきたのか話すことになっていて、これまでの10年ちょっとを振り返っています。

願い続ければきっとかなう
続ければ必ず仲間が現れる
ものごとは、時と人を得ると思いがけない展開をする
         そんなことを、思いました。

私たちSTは、一対一での対応で、お子さんたちを応援しようとする職種です。ですから、自分たちで見届けられない時には、外に引き受けてくれる人や場を見つけなければなりません。

そのために、確かに、私は(初めての人に会うこと、初めての場所に行くことが、こんなにキライなのに)いろいろな機関に突撃訪問して、「こういう子、受け入れてもらえますか?」「あなたの所はどんな子を引き受けてくれるんですか?」と聞いたなぁ・・・・・・・・

それがきっかけで、今も、親しい交わりが続いている人たちや機関もいろいろありますし、結果的に、顔の見える連携、ネットワークは進んできた、と思います。

別に私が特別だったわけではなく、自分の後ろにいる「困っている子」「困っている親」を何とか支えてあげたい、と思う人なら、誰でもやることなのだろうと思います。
狛江という町の規模と、人の気風とが、それを可能にしてくれたことも大きいですが。


ナントカ連絡会議、とか、ナントカ連携会議、とか、いくら立ち上げても、形ばかりの「連携」になってしまうことが少なくないと聞きます。
「形」からじゃなく「思い」をつなぎ、育てて行きたいものです。

 

サンテクジュペリの「星の王子さま」の中で、キツネが王子さまに言うことばがあります。
「心で見なくちゃ ものごとは見えないってことさ。かんじんなことは、目にみえないんだよ」 と 「めんどうみたあいてには、いつまでも責任があるんだ」

めんどうみた(=1回でも面談した)相手のすべてを覚えていることはできませんが、でも、問題の大きかった人、気がかりの大きかった人については、いつまでも、「気にかかっている」のは事実。
「気にかけ」つつ、自分以外のところに「めんどう見て」くれる人(や機関)を探すのも、大切な支援のあり方の一つだよね・・・・と、思います。

 

 

 

posted by 中川信子 at 01:15| 徒然のぶこん