ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

 11回目を迎える日本赤ちゃん学会の学術集会。 
 GW明けの5月7日(土)8日(日)の2日間、岐阜県各務原市の中部学院大学で開かれます。
  大会長は京大霊長類研究所の友永雅巳先生。
 音楽、視線、模倣、親子の関係、また、チンパンジーからヒトへ、など、刺激的な話題がいろいろ提供されるようです。
   ◆日本赤ちゃん学会HP
   

   ◆第11回学術集会⇒プログラム詳細

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 5月3日、詳細についての情報を 追加しました

       ↓

     ◎ シンポジウム発表要旨 pdf 
          ◎ ポスター発表  
          ◎ ラウンドテーブル  

   おもしろそうですね〜。

2月に少々 体調を崩して以来、ほとんど電車に乗らないで、狛江周辺だけで動いていました。 今回は、久々の遠出です。そろそろと行ってきます・・・・・。

  「我、自閉症に生まれて」の著者であるテンプル・グランディンさんの動画サイトを教えてもらいました。

①テンプル・グランディンが主人公のテレビ映画(エミー賞を獲得)

   自閉症の人の外界の見え方、きこえ方が実によく分かる!

   「佐賀・それいゆ」 で有名な服巻智子さんののこの映画(本編は108分)、エッセンスがUtubeで 見られます。

    映画「テンプル・グランディン」紹介篇   ただし字幕なし!

    日本では未放送で、DVD発売が予定されているとか。

② テンプル・グランディンご本人の講演

「世界はあらゆる頭脳を必要としている」 (字幕つき)

  今日は小学校の入学式でした。お祝いのことば(告辞)を述べに行くのが教育委員の仕事です、例年どおり。

  一年生が緊張の面持ちで入場してきます。着席すると足が床につかないのでぶらぶらしちゃうのも、例年どおり。

 教育委員会が用意してくださる告辞が少々長めだったので、読み始める前に」ちょっと長いけど、最後まで聞いてくださいね」とことばを付け加えました。

  「ご入学おめでとうございます」という部分を読むと、「ありがとうございます」とかわいらしい声でお返事があります。  「いいご挨拶ができますね!」と思わずアドリブ。これも例年どおり。

 先輩である2年生が、縄跳びや、楽器演奏や、本を読むのお手本を見せてくれたり、「給食はおいしいよ〜」「体育も楽しいです」などと、元気な声で話しかけてくれました。たった1年で、こんなに成長するんだな〜と感心しました。例年どおり。 参列した保護者の間から、惜しみない拍手が送られました。

  そして、式が終わって一年生がほっとしたようすで退場。みんなで拍手。 それに続いて私たち来賓も退場です。それに対しても、保護者席から拍手。

教育委員になってから入学式は7回目。 でも、拍手に送られて退場する入学式は初めてでした (#^.^#)

201104051447.jpg

 桜の時期に前後して咲くモクレンやコブシ、私は大好きです。

 青空を背景に、モクレンが咲いていました。

見田宗介氏(社会学者・哲学者)による「宮澤賢治ーー存在の祭りの中へ」(岩波現代新書)という本がありました。
何回読んだかわからないほど読みました。

  賢治の生涯に現代の課題を重ね合わせた評論集なのですが、その中に「マグノリアの谷」という文章があり、どんな花なのだろう?と、ずっと気になっていました。

  今日、分かったのは、「マグノリア=モクレン属。コブシ、モクレン、泰山木(たいさんぼく)などを含む」ということ。

  「マグノリアの谷」から一部抜粋
      ↓ ↓

「けれどもそこにその生のうちに、到達した生涯というものがあっただろうか。
わたしたちがこの生の年月のうちになしうることとは、力尽くさずして退くことを拒みぬここと、
力及ばずして倒れるところまで至りぬくことのほかには何があろうか。」

「あれから賢治はその生涯を歩きつづけて、いくらか陰気な郵便脚夫のようにその生涯を急ぎつづけて、このでこぼこの道のかなたに明るく巨きな場所があるようにみえるのは

のために他ならないということ、このでこぼこの道のかなたにはほんとうはなにもないこと、このでこぼこの道のほかには彼方などありはしないのだということをあきらかに知る。

 

 それは同時に、このでこぼこ道だけが彼方なのであり、この意地悪い大きな彫刻の表面に沿って歩きつづけることではじめて、その道程の刻みいちめんにマグノリアの花は咲くのだということでもある。」

    見田宗介 『宮沢賢治--‐存在の祭りの中へ』

    第4章「舞い下りる翼」  四. マグノリアの谷---現在が永遠である  より

  「このでこぼこ道だけが彼方なのである・・・・・・

NHK教育テレビ福祉ネットワークで 4月4日(月)〜7日(木)の4日間連続で、「大人の発達障害」シリーズが放送されるとのことです。

 各回のタイトルは

第1回「自閉症を生きる〜テンプル・グランディン」
第2回「漂流する若者たち」
第3回「“違う”を認める」
第4回「とことん語ろう!」

      内容等詳細は NHK「福祉ネットワーク」をごらん下さい。

放送時間に見ることができない方のために、4月いっぱい、NHK福祉番組のサイトでご覧になれます。http://www.nhk.or.jp/heart-net/index.html

お問合せ・ご相談はこちら

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

お気軽にお問合せください