ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

  お正月明けからダイエットしました。2-3キロ減りました。(*^_^*) 

ここ数年、一年に一キロくらいの割合でジリジリジリジリ体重増加していたのが、12月に入ってからドドドドと増えて、危機的状況に。 10月の特定健診でのメタボ判定はぎりぎりセーフだったのですが、このままじゃあ、メタボ認定確実です。

お腹周りが特に顕著で、いわば、お腹にフライパン一個分の脂身をくっつけているような気分でした。 おまけに血圧も高めで、胃も重く、「このままではいかん! どげんかせんといかん!」

年が明けたら、いつもの「7日間。脂肪燃焼キャベツスープダイエット」を実行しようと年末に固く決意し、年末年始には、おせち料理も、お餅もケーキも思う存分食べ、お正月4日から、ダイエット開始。

 この「キャベツスープダイエット」は、私には合っているらしく、今までに何回かやっていますが、一週間で必ず2キロ程度減ります。
出所不明の不思議なレシピですが、一週間で手っ取り早く成果が出るという点が気に入っています。
レシピと利点・問題点を記載した記事を見つけました。http://allabout.co.jp/gm/gc/48933/2/

   (ここでは「ピーマン」となっているのが、私がもらったレシピでは「青唐辛子」となっています。)

 ついでに「ためしてガッテン!」でやっていた踏み台昇降50回一日2セットを義務化し、7日間のダイエット期間終了後も、食べすぎをしないように、間食を控えめに、を心がけたところ、体重は目標まで減り、肩こり、ひざ痛が軽くなり、血圧は驚くほど下がり、階段の上り下りも前より軽やかになり、立ち居振る舞いにつきものだった「どっこらしょ」を言わない自分になっていました。めでたい、めでたい。 やっぱり、お医者さんたちがテレビなどで盛んに言っていること(腹八分目・適度な運動)はほんとだったなぁ、と感心しました。

「腹(胃)も身のうち」なんですから、負担をかけすぎないようにしてあげないとね。 それに、身体が軽くなると、気分がいいです。

「軽くなった」と言っても、まだまだ重〜いので、今しばし、腹八分目を心がけようと思っております。  残された課題は、早寝・早起きの「規則正しい生活」です。今は規則正しく「遅寝遅起き」していますのでね・・・・・。う〜ん、でも、これは、実行できる気がしません。

  以前にもご紹介した、「重度の知的障害を伴う(と見られる)自閉症」の東田直樹くんがブログを開設し、毎日更新しています。東田直樹オフィシャルブログ
  私はほとんど毎日チェックし、「はぁ〜 そうなのか〜」「へぇ〜、そうだったのかぁ〜」と驚いたり、共感したりしています。


たとえば、こんな具合です。
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  「動けなくなる訳」(1月12日)

「昨日は、僕が駆けだす訳を書きましたが、その逆に歩いている途中で、急に動けなくなる人もいるようです。
僕は、あまりそういう経験はありませんが、たぶんこういう理由ではないかと考えていることがあります。
それは、歩く途中で動けなくなる場合、歩き方がわからなくなるからではないでしょうか。
歩き方がわからなくなるなんて、信じられないかも知れませんが、歩いている途中に急に訳がわからなくなるのです。

どうやって、手足を動かしていたのか訳がわからなくなり、混乱してしまうのです。そうすると、歩くのが嫌とか何かにこだわっているとかではなく、歩き方がわからなくなってしまうのです。
わからなくなると、自分の存在そのものが不安定な感じがします。
そのために、動けなくなるのです。

どうして、僕がこんなことがわかるかというと、昔、徒競争をしていた時途中から歩きだしたり、止まったりしていたからです。
歩いている途中に動けなくなる人も、そのときの僕の感覚に近いのではないかと思います。


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  「誰でもが簡単にできると思うこと」(1月16日)

人は、自分が簡単にできることは、他の人もできて当たり前だと思いがちです。
僕は、障害者にとって辛いのは、普通の人ができることができないことではなく、できない気持ちをわかってもらえないことだと思うのです。
できないことをさぼっているとか、ふざけているとか、わざとしないとか言われることほど辛いことはありません。
それは、普通の人と障害者の間だけのことではありません。
障害者同志の間でも起こることなのです。

苦手なことをなおす努力はもちろん必要です。
けれども、障害が原因で起こることについては、急に良くなることは有り得ないのです。
ひょっとすると苦手なことは、もうなおらないことなのかも知れません。
それでも、なおす努力を続けていかなければなりません。

なぜなら、そうしなければ、少数派の僕たちの居場所は、この社会にはないからです。
誰もが必死に生きています。
それは大切なことですが、どこか寂しいと感じるのは、僕だけでしょうか。
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コメントに対する誠実なお返事にも、直樹くんの人柄が見えてくるようです。

こんな東田直樹くんの、講演会の予定が決まりました。3月27日(日)です。


東田直樹・小柳拓人 ジョイント講演会&コンサート
 日時  2011年3月27日(日) 13:00 〜 16:00
 場所  アムウェイ オーディトリアム (JR渋谷駅より徒歩10分)
 入場料 無料(事前申し込み不要)


なかなか理解の進まない高次脳機能障害。中でも、小児の高次脳機能障害への理解と支援は 本当に手薄です。次のようなフォーラムが開かれます。

チラシは NPO法人日本脳外傷友の会のHPからご覧下さい。
http://npo-jtbia.sakura.ne.jp/contents/news/index.html

小児高次脳機能障害フォーラム
     「後天性脳損傷の子ども達への支援を考えよう!」

【日 時】 平成23年 2月11日(祝) 13:00〜16:45
             (受付:12:30)
【会 場】 はまぎんホール ヴィアマーレ(横浜銀行本店1階)
〒220−8611 神奈川県横浜市西区みなとみらい3−1−1
電話:045−225−2173

【第1部】
(基調講演】
   演題「発達障害と高次脳機能障害の支援者の人材育成について」
  講師:深津玲子先生(国立障害者リハビリテーションセンター
               発達障害情報センター長)


【第2部】【パネルディスカッション】
演題 「小児高次脳機能障害の支援はどうあるべきか」


医療の立場から
      栗原 まな(神奈川リハビリテーション病院 小児科部長)
院内学級の実践から
     神崎かやの(神奈川県立秦野養護学級:かもめ学級リーダー)
教員指導の立場から
     中村 信雄(神奈川県立総合教育センター 教育相談部長)
父母の立場から
     狩野 雅之(後天性脳損傷の子供を支えるアトムの会 会長)
地域支援の立場から
     鈴木 勉(ハイリハキッズ支援スタッフ、言語聴覚士)

司会 東川 悦子(日本脳外傷友の会 理事長)

(入場) 無料(資料代500円)


申し込み、お問い合わせは、なるべく事前に裏面の申し込み書でFAX頂けると
幸いです。
なお、当日、手話通訳はありますが、要約筆記などの用意は、今回はございませ
ん。
(主催) NPO法人日本脳外傷友の会
      TEL・FAX:0463−31−7676
(協力) 脳外傷友の会・ナナ 協働事業室 046−249−2020
後天性脳損傷の子供を支えるアトムの会(狩野) 045−812−4101

今夜は、狛江青年会議所主催の新年賀詞交換会がありました。
昨年11月14日の狛江市民まつりで「ミニSLと笑顔の森」への協力を依頼されたのがご縁の始まりで、今日もお招きいただいたので行ってみました。

会は大盛況。

青年会議所(理事長は一年ごとに交代)今年度のスローガンは「Why not? 」。
できない理由ばかりを後ろ向きに述べるのではなく「やってみよう!」と前向きに進もう、という意味だそうです。

市内の、町づくりを考える若い頼もしい力の存在になんだかうれしくなりました。
世代を超えて「子育て支援」という課題で協力して、1+1=3以上  になるといいのですが。

「障害」「支援」という枠組みばかりで世の中を見ていると、どんどん視野も交流関係も狭くなってしまいますが、「地域」を支えている、たくさんの人たちと、知り合い、手をつなぐと、もっともっと楽しいことが生まれてきそうです。

日本コミュニケーション障害学会 言語発達障害研究分科会第5回セミナーのご案内です。

テーマ 子どもたちの文レベルの問題をどう捉えるか Ⅲ   
言語発達障害児の言語プロフィールの見方」

日時  1月30日(日) 10時ー16時

場所  埼玉県男女共同参画推進センター

          (さいたま新都心駅 または 北与野駅)
クリックすると拡大します
詳細は 

日本コミュニケーション障害学会HP

をごらんください。
    セミナー案内:

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jacd/pdf/seminer_20110130.pdf

企画者からのメッセージ:
言語発達障害研究分科会では、学会ワークショップおよびセミナーを通して、子どもたちの  言語
の問題を掘り下げ、情報発信を続けてきました。
今回のセミナーでは、昨年に続き、文レベルの発話がある事例を通して、言語発達障害児の
言語プロフィールの見方について考えます。
評価や指導の方法、STの果たす役割も含めて会場の皆様とのディスカッションを通して考えて
りますので、ふるってご参加ください。

神奈川県発達障害支援センター主催の公開講座が開かれます。 テーマは「発達が気になる子も のびのび育つには」 

  第一部 基調講演は「地域の中で子どもを育む」(中川信子)   第二部はパネルディスカッション「子どもがのびのび育つには」です。

日時  平成23年2月5日 13:30〜16:20

会場   藤沢市湘南台文化センター

定員   300名

受講料 無料

チラシを貼り付けます。クリックすると拡大されます。
詳細はお問い合わせください。
  
pdfファイルはこちら ⇒ 2月5日 公開講座.pdf

 『ことばの育ちに寄り添って   小さなスピーチクリニックからの伝言』
        渡邉倭文子     コールサック社  1500円
 http://www.coal-sack.com/02/Copy%20of%20index_shinkan3.html

 ST資格の影も形もなかった1958年から言語障害・発達支援の道をひとすじに歩んでこられた渡邉先生の足跡が本になりました。

 序文でも書かせていただいたのですが、STの養成が整備され、知見は広がり、知識も、スキルも大きく広がった反面、子どもとその保護者にどう寄り添い、長い時間を共にすごすかという覚悟(とでも言うべき構え)に欠ける若いSTの方たちも増えていると感じています。

  障害のある人たちを、幼児期から青年期、成人期を通して「支える」「共にある」というのはどういうことなのか。ST以外の方たちにも、おすすめです。

 

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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