ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

北海道日高地方ニ風谷(にぶたに)にアイヌ民族の伝統を残し、世に伝えることに奔走した萱野茂(かやの・しげる)さんの名前を冠した「萱野茂ニ風谷アイヌ資料館」があります。
萱野さんが集めた資料の多くは、「平取(びらとり)町立ニ風谷アイヌ文化博物館」に寄贈・展示されていますから、「萱野茂ニ風谷アイヌ資料館」に残る資料の数はそう多くはないのですが、萱野さんご自身が生前に作られたアイヌ伝統の品や、たくさんの写真が展示されていて、「すごい人だったなぁ」ということが伝わってきます。亡くなったあとも、その存在がくっきりと残る感じです。

萱野さんの書かれた「アイヌの碑(いしぶみ)」(朝日文庫)は、日本国が少数派に属するアイヌの人たちを、どのように扱ってきたのかが淡々と書かれています。静内(しずない)アイヌのことを書いた小説「静かな大地」(池澤夏樹 朝日文庫)もそうですが、和人が行ってきたアイヌに対するしうちの数々に対して、本当に申し訳ない思いに駆られます。

  ニ風谷の「萱野茂資料館」の入り口あたりに、金田一京助氏の歌碑が立てられていました。
  『物も言わず 声も出さず
      石はただ 全身をもって おのれを語る』

 静岡県富士宮にある「奇石博物館」も、「石」をめぐる、実に味わいの深い博物館でしたが、「あるだけで存在を語る」ものって、何なのだろうな・・・・などと、わが身を反省しつつ考えました・・・・。
 

  連日35℃を記録する東京を逃れて、北海道に来ています。帯広と札幌での講演依頼をお受けしていたためです。   今日(7月25日)などは、長袖がないと寒いくらいの気温で、猛暑の東京にいる方に申し訳ないくらいです。

  札幌では、「北海道クリスチャンセンター福祉会 家庭福祉相談室」主催の講演会でした。熱心なスタッフの方たちとお話しする中で、思い出したことがあります。 

 夏休みに九州から東京にいる祖父母の家に遊びに来たおりのこと。多分、幼稚園か小学校の低学年のころのことです。   祖父が、昔の仕事の関係で、縁の下においてあった石を出してきて、細かく砕き、乳鉢(?)でゴリゴリ擦って粉にして、何回も何回も水で流すと、その底に、キラキラした金の小さな粉が残るようすを見せてくれました。

  夏の暑い盛りに、孫たちが長期間泊まりに来たのですから、相手をするのも難儀だったでしょうに、いやな顔一つせずに気長に遊んでくれました。石から金ができるようすもとても不思議でしたが、祖父母も含めて、たくさんの人たちの世話になって、今日の私があるのだった、と痛感します。石が好きなのも、そういう伏線があったからかもしれません。

札幌では、ついでに、「あかねや珈琲店」にも行ってみました。釧路の堀口さんとのご縁深いお店です。「とにかく、マスターがすごい人なの!!」と、堀口さんからは聞いていましたが、ほんとにお会いできてよかったです。   何が「すごい人」なのかは、実際にお会いになってみると分かる人には分かると思います。居心地のよいお店には、次々お客さんが入ります。

コーヒーの美味しさも、病みつきになりそうです。
深いのに、アクがなく、さらっとしているのに、味わいが複雑。
マスターの「すごさ」と似ています。

  札幌市中央区北3条西20丁目2-16  電話 011-643-4921  です。

健康は大切です。このトシになると、肥満と高血圧が大敵。
ところが、世の中にはおいしいものが多すぎるので、少しずつ、少しずつ、体に脂肪がたまって・・・・。
ついに、下を向くとお腹が苦しい、という自覚症状が  \(◎o◎)/!
食べすぎで体調を崩すという失態まで起こしまして。

  これは大変。と、時々トライする「キャベツスープダイエット」を実行し、おかげさまで3キロ軽くなりました。といっても、徐々に徐々に太ってきていたので、もとに戻った・・・だけですが。
 でも、お腹に小太鼓が入ってた感じが、タンバリンくらいに縮小したかしら・・・。
 階段をあがるときに、違いを実感します。

 最初の2日か3日目でするするっと、2キロくらい減るので、モチベーションが高まります。レシピには、「5キロから8キロ減る」と書いてありますが、それは、多分150キロもある肥満体の人のことで、普通は、2キロか3キロ減だと思います。

 何よりの効果は、「今までなんと食べ過ぎていたのだろう!! 胃さん、腸さん、ごめんなさい」と思える、ということ。お惣菜を買うときにも、カロリーに注目して取捨選択するようになりました。

 このレシピは、10年以上前に、母の友達から伝わってきたもので、周辺の人たちは、次々すっきりして行きました。急激なリバウンドや不調という人もいない上、全然体重が減らなかった、という人もいないので多分安全なものなのではないかと思います。

 が、もちろん、保証はありません。実行する方は、安全をはかりながらどうぞ。 

 レシピを知りたい方は、インターネットで「キャベツスープダイエット」で調べると、出てきます。

昨日は長野県飯山市に行きました。
飯山は、長野から飯山線に乗って50分ほどのところ。野沢温泉などがある豪雪地帯沿線です。1時間に一本の二両連結のワンマンカー電車に乗り、窓に触れんばかりの木々の中、山の景色を満喫、千曲川沿いにごとごと揺られてゆきました。

途中で運転手さんが観光案内の車内放送をしてくれました。それによれば千曲川は全長360(367)キロ。そのうち千曲川と呼ばれているのが210(214)キロ分、新潟県に入ってからの150(153)キロは信濃川と呼ばれている。しかも、河川法上は「信濃川水系」とされているため、日本で一番長い川は千曲川ではなく信濃川・・・という概要。 <<<残念そうな口調でした。私も残念に思いました \(◎o◎)/!

    (   )内は、後からインターネットで調べた正確な数値です。
     ほらね、こういうところに、私の、数字への強いコダワリを
     持つ特性が露呈します・・・・。

講演は保健師さんの呼びかけで、保育士さん、療育の関係者などが集まってくださいました。

親子さんの毎日の暮らしをサポートする保育士さんこそ、発達障害のお子さんのことを知ってほしいといつも思います。
「対処法」ではなく「理解の糸口」を、です。
発達障害(かもしれない)子への理解と、それに伴う、望ましい接し方ができれば、それは、他の多数派のお子さんたちにとっても、望ましい生活環境になると思うからです。
今のところ、保育士さんにオススメしたい本は
 ●「気になる子も過ごしやすい園生活のヒント」(あすなろ学園  学研)と
 ●「ココロとカラダ ほぐし遊び」(二宮信一   学研)
 ●「育てにくい子にはわけがある」(木村順   大月書店)
あたりでしょうか。

講演の最中に、突然、ガーーーッ ごーーーーっ!!という音がし始めました。エアコンが故障したのか、ジェット機が落ちてくるのか、ナニコレ???という感じ。びっくりして、会場の方たちに「この音、何ですか?」って聞いたら「雨です」とのこと。確かに窓の外が見えないほど真っ白の、つまり、滝のような雨が降っていました。ナットク。
私は、ことばで説明してもらってナットク、安心できたけれど、たとえば、自閉症の子どもたちや、まだことばがうまく理解できず、表現もできない子どもたちは、さぞや不安の只中にいるのだろうな・・・・と、あらためて、「安心させてもらえる環境」「視覚的な支援」「子どもの気持ちを読み取り寄り添う環境としての大人」の大切さを思いました。

東京都教育委員会が特別支援教育推進計画第三次実施計画(骨子)を発表しました。詳細はhttp://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2010/07/70k78100.htm をご覧下さい。

 説明会が3回開かれます。
(1)平成22年7月14日(水曜日)午後1時30分から午後3時まで
    東京都教職員研修センター 地下2階 視聴覚ホール
(2)平成22年7月28日(水曜日)午前10時30分から正午まで
    多摩社会教育会館 ホール
(3)平成22年8月9日(月曜日) 午前10時30分から正午まで
    東京都庁 都議会議事堂 1階 都民ホール

 意見募集は7月9日〜9月17日まで  とのことです。http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2010/07/70k78100.htm

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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