『大人のアスペルガー症候群』
佐々木正美、 梅永雄二 監修
講談社 こころライブラリーブックス
200年8月 1300円+税
読もう読もうと思っていながら、手に入れるのが遅くなりました。 佐々木正美先生と、梅永雄二先生の監修で、講談社の「こころライブラリーブックス」のシリーズなのですから、もちろん、ナットクの一冊です。内容は
第1章 なぜうまく生きられないのか
第2章 人にあわせられない疎外感
第3章 職場に定着できない無力感
第4章 誤解と非難がもたらす劣等感
第5章 支援を受けると生活が安定する です。
私は典型的なアスペルガー症候群ではないけど、かなり近いところにいる、と自己分析しているのですが「少数の友だちとだけ仲がよかった子ども時代」とか「興味のないイベントは楽しめない」とか、「一人遊びが好きでマイペース」などの特徴は、「それ、私のこと!」とばかりにバリバリ当てはまっています。
私は幸い、周囲に恵まれ、また、自分で自分の特性をわきまえているつもりなので、今のところ、特段の不便はありませんが、(私はよくても、家族たちは、大迷惑しているらしい・・・・・ですが)まわりに「あれ?もしかしたら、アスペルガーでは?」と思う人がいたら、また、自分のことを「なぜ、こんなに生きるのが大変なんだろう?」って思う人には一読をオススメします。