2009年04月11日

第6回失語症者のつどいイン首都圏(2009年10月3日 土)

  高次脳機能障害はいずれもつらい障害ですが、失語症は、中でも人間の尊厳にかかわる重大な障害です。失語症者は、いち早く「失語症友の会」という当事者グループをつくり、「一緒によくなりましょう」を合言葉に励まし合って進んできました。STも会の運営に大きな役割を果たしてきました。

  今年の10月、東京で「第6回失語症者のつどい in 首都圏」が開かれます。

 

日時  2009年10月3日(土) 10時ー16時

会場  武蔵野市民文化会館大ホール

主なプログラム  失語症者と家族の体験発表
           多田富雄先生、太田仁史先生の講演 等
参加費  1500円(お弁当は要予約700円)
事務局・問い合わせ先  パソコン工房ゆずりは
          (失語症者の共同作業所)

    168-0082   東京都杉並区久我山4-38-10
       電話・ファックス  03−3247−6381
    メール    p-yuzu@agate.plala.or.jp

 

なお、財政難のため、賛助会員をお願いしています。
一口2000円で賛助会員になってください。
 振替口座  記号  00130
         番号  334133
         口座名 ゆずりは賛助会

 ゆずりは賛助会責任者 遠藤尚志さんから(ST養成校の同級生です)

posted by 中川信子 at 22:45| Comment(0) | 研修会 講演 セミナー

2009年04月11日

中古テニスボールで教室が驚くほど静かになります(グローバルスポーツアライアンス)

  グローバルスポーツアライアンス(GSA)というNPO法人は「エコプレーの実践を呼びかけるスポーツ愛好家の世界的ネットワーク」だそうです。http://www.gsa.or.jp/

  この活動の中に「スポーツエコネット」があり、スポーツ用品の3R(リデュース・リユース・リサイクル)を行っています。その活動の一環としての中古テニスボールを希望する学校に送ってくれる取り組みがあります。テニスボールを何に使うのか? 不思議でしょ?

  学校で使う机やイスの脚に取り付けます。すると、教室のガタガタいう音がとても静かになり、勉強に集中しやすくなるのです。
   音が気にならない人には全く気にならない教室の騒音ですが、どうしても気になってしまう「脳のタイプ」を持っている子ども(おとなも)にとっては、机やイスの音が静かになると、とっても助かるものです。また、それ以外の「定型発達」の子どもたちも助かります。
  スポーツエコネットhttp://sports-eco.net/  のページには、中古テニスボールをとりつけた 学校からの声がたくさん掲載されています。たかがボール、されどボール、です。申し込み方も書いてあります。

  ある学校では、最初、落ち着きのない子が通う通級学級で机につけたところ、大変いい感じだったので、全校でテニスボールをつけることになりました。硬式のテニスボールに切り込みを入れるのは結構大変な作業なので、PTAと「おやじの会」が協力して手際よく仕上げ、終わったあとのビール会で(いつも以上に)親睦が深まったそうです。一石何鳥だったのかな?

   「子どもたちのために」って協力する保護者や地域の大人の姿、ってカッコいいですよね?

posted by 中川信子 at 21:56| Comment(0) | お勧めのぶこん

2009年04月11日

「ゆるゆるスローなべてるの家ーーぬけます おります なまけます」(向谷地生良+辻信一  大月書店)

 「べてるの家」は、北海道・浦河を拠点として活動する、精神障害のある人たちの集まりです。そのユニークな発想と果敢な「商売」で、全国にたくさんの支持者、いや、信奉者を生み出しています。信奉者のことを「べてらー」と呼ぶそうです。私もべてらーの一人です。
 べてるの家情報サイト「べてるねっと」もあります。

「べてるの家」に関してはいろいろな本が出ています。

「べてるの家の非援助論ーーそのままでいいと思えるための25章」
「べてるの家の当事者研究」          (以上  医学書院) 
「降りていく生き方ーーべてるの家が歩むもう一つの道」
                      (横川和夫 太郎次郎社)
「悩む力ーーべてるの家の人々」 (斉藤道雄  みすず書房)など。

また「寄る辺なき時代の希望ーー人は死ぬのになぜ生きるのか」
  (田口ランディ   春秋社)の中の一章にも取り上げられています。

 

それらの本のいずれも魅力的でしたが、今回の「ゆるゆるスローなべてるの家」はそれらに輪をかけて、来るべき時代の価値観とでも言うべきものに、しっかり踏み込んだ読み応えのある本です。
読み終わってすぐに2回目を読む、なんて、本当に久しぶりでした。

「苦労を奪わない」
「弱さを絆に」      「弱さによって人とつながる」
「足りないことが大事」
「病気で幸せ。治りませんように」
「失敗が失敗のままで収穫をもたらし、弱みが弱みのままで強みとなる可能性を帯びた場所」

などなど、忘れがたいことばがあちこちに見つかります。

 「なぜ?」「どうして?」と、答えのない問いを自分に突きつけ、苦しくなってばかりの人もいるでしょう。若いころ、私もそうでした。
この本はそんな方に、一つのヒントを与えてくれると思います。
答えは「みんなで」の中にある、というヒントを。

posted by 中川信子 at 00:03| Comment(0) | お勧め書籍案内