ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

「子どものためのあいちAAC研究所」主催の講演会が開かれます。 「LC(言語コミュニケーション)スケール」は従来の発達検査とちがい、評価を具体的な支援につなげられる新しい形のスケールです。

        発達講座7
言語・コミュニケーションの障害と発達支援
〜LC(言語コミュニケーション)スケールを用いて〜

講師: 大伴 潔氏 (東京学芸大学 教育実践研究支援センター)


とき: 2009年3月15日(日)
       9:30受付開始 10:00〜16:00


ところ: 名古屋市総合社会福祉会館 大会議室
    (名古屋市北区清水4丁目17 TEL:052‐911-3192

     

主催: 子どものためのあいちAAC研究所
定員 :100名
参加費:お一人様  5,000-(税込)

詳細は   子どものためのあいちAAC研究所まで。
http://www.aichi-aac-center.jp/html/semi.htm


「LCスケール」についての詳細は下記へ  ↓
    http://www.gakuensha.co.jp/cn27/pg307.html

 今日(2月25日)の午後は、有楽町国際フォーラムで開かれた
「子どもの心を考える都民フォーラム」
   テーマ   現代の子どもが抱える心の問題
        〜〜〜発達障害を中心に〜〜

を聞きに行ってきました。 都心には極力行かない私ですが(人ごみが好きではないので)、豪華ゲスト揃い踏みにワクワクしながら参加しました。


講師・シンポジストは
      市川宏伸   先生(東京都立梅ヶ丘病院院長)
      内山登紀夫 先生(大妻女子大学教授  よこはま発達クリニック)
      田中康雄  先生(北海道大学大学院教授)
      辻井正次  先生(中京大学教授、アスペエルデの会)

講師があまりに豪華すぎて、お一人ずつの持ち時間が短いのが残念でしたが、先生方の最後のまとめのことばにあったように、「発達障害万歳!」「求めすぎない、ムリしない、ほどほどに育ち合う」「大人の責任」といったことを、今後、さらに、広く考え続けていけるといいな、と思いました。

「発達障害」概念は、ある意味、夢の国への魔法のキップ、でもあると私は思っています。 どんな「夢」への、いかなる「魔法」なのかは、またいずれゆっくり。

  調布市にある「飯田医院」の飯田誠先生は、長く、国府台の国立精神・神経センターにお勤めでしたが、定年退職後、調布で小さな医院を開業されました。私はひょんなことから、花粉症の漢方薬をいただきに通い始めて以来、飯田先生がかかりつけ医です。

  飯田先生は、ずっと精神障害、知的障害や自閉症の人たちとかかわって来られ、必要に迫られて漢方の勉強と良導絡の研究を始められたそうです。   偶然の出来事から、大柴胡湯などの漢方薬が自閉症の人たちに効果があることを発見し、現在、多くの患者さんたちが全国から通って来ています。

  症状が“改善”することを「治療」と言っていいのかどうか、お医者さんでない私はちょっと迷うところですが、実際、漢方を飲み始めて、本人も、親ごさんも、とてもラクになる場合が見られます。

  科学的に数量化して説明しろといわれても不可能ですが、からだの周りに尖った“気”を発散してイライラしていた子が、ほんわりとやわらかい雰囲気になったり、眠れなくてキーキー言っていた子がぐっすり眠れるようになっておだやかになったりすることを、私も何人か、目の当たりにしています。

  最近、飯田医院に関する記事を載せたホームページができました。先生が発表された論文も収録されています。
http://www.iida-neurological-clinic.biz/

  漢方薬は飲んだからと言ってすぐには効き目が出ないことも多いですし、続けてみても効かないと思う人は通院しなくなるわけですから、すべての人に効き目があるわけではないと思います。
  でも、お子さんたちが、いかにも「生きるのがラクになる」ようすを見るにつけ、日本のドクターの多くが、漢方薬を選択肢の中に入れて、一度は試して見る、という日が来ることを私は切に願っています。

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 自閉症の漢方治療 飯田医院  受診体験記
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  先日、飯田医院に行ってみた方がありました。体験記(5日目までですが)を書いてくださったので、ご紹介します。

お子さんは高等部のAAさんです。  
〜〜〜〜〜〜〜初診の日〜〜〜〜〜〜〜〜
 

二時ちょうどに子ども(AA)を連れていきました。 無人の診察室。あいたままのドア。
でもとっても室内があったかくて、ほっとします。
 

二時少しすぎに、がらりとガラス戸があいて、飯田先生が登場。
受付の人などは誰もいなくて、全部一人でされているんですね。

 
AAと一緒に診察室に入ります。患者の椅子にAAが座って、私はわきの椅子に。
先生はあくまでAAの方をみて話をしていて、私の方をほとんどごらんになりません。
そっぽをむいて話をしている感じになっているのですが、お聞きになることは、短く的確でした。 

始歩は普通。一歳のときママなど言葉が出ていたのが、消えてしまった・・・・というと、
「折れ線型ですね」
「いわゆる折れ線型です」
「診断はどこで?」
「Z大病院です」
「誰に?」
「XX先生です」

「ああ、XXさんね」

     名誉教授のXX先生も飯田先生にとっては、後輩なのでしょう・・・・。

   飯田先生がおっしゃるのに、「初歩が普通か早いくらい。言葉も最初はあったが、なくなってしまった。どうもいろいろわかっているようなのに、言葉がなかなか出ない。てんかん波は出たことがない。

 
いろいろできるのだけれども、自分ができないかもしれないと自信がない。
この人のようなのが、まさに自閉症です。こういう方がうちにはいっぱい来てます。
本当は、とっても頭がいいんです。
でも、緊張が強くて言葉もスムーズに出ないし、行動面でもいろいろある。
混乱がある。手先もうまくいかなかったりする。
でも、緊張をとれば解決します。
(AAに)
ね、緊張をとって、もっと楽になろうね。そうしたら大丈夫だから」
 

それを聞いていたAAが面白かったです。
先生の話を聞いてないようなそぶりなのですが、どうも聞いているみたいで、
「大丈夫だからね」、といわれて、ぱあ〜っとニッコリしていました。

 医院に行く途中では不安で泣きそうな顔をしていたのに、先生に会ったとたん、普通の表情になり、診察室で椅子にこしかけている間、今思えば不思議なくらい長い時間、のんびりと座っていて、退屈そうでもなく、落ち着かなくもなく、実に“まったり”していました。
 
後半は先生の言葉にあわせてニッ・・・ニコニコ・・・・ふふふ・・・・と笑っているのです。

 なんか、相当分かっているような感じ・・・・・で、安心したようにぼんやりして、リラックスしてあくびをはじめ、ぼんやり、おっとりとしていたのです。 
何?これ、と言う感じ・・・・
だって、リラックスするという薬は、まだぜんぜん飲んでないのに(笑)

 AAはトイレに行きたくなり、帰宅後もまたトイレ、その後少し昼寝して、またトイレ・・・・と、なんだか、顔つきもむくみがとれたような?すっきりした感じ。
 
でも、まだ薬はのんでないのです!!   先生に会っただけです。
 
でも、「ああ、これで万事大丈夫」、というような顔で、ゆったりしています。
これってどういうこと・・・・(笑)


薬の効果などはまだわかりません。
でも、AAは先生のことは好きなようです。
 
というわけで、飯田先生はごく普通の方でした。  

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜受診の翌日〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

受診したとき、飯田先生に「粉薬飲めますか?」と聞かれました。
AAは錠剤は大丈夫なのですが、中二くらいのときに漢方を試して、シロップで溶いたりしても、半分くらいで「げえ・・・」といって、なかなか飲みにくかった経験があるので、「どうかわからないのですが、なんとか飲ませます」といって来ました。
 

先生は、「大柴胡湯が錠剤なので、粉の方は飲めなくてもまあ、大丈夫ですから、二週間分出しておきますね。どうしてもダメなら電話してください」といわれました。
 

AAは、このやりとりをよ〜〜〜〜く聞いていたらしく、帰宅してから、薬を飲ませようとすると、さっさと粉から飲んだのです・・・・(一応、お湯にといて、砂糖を少しまぜましたが、私は味見して、まずいっ・・・と思った)
 
 

今朝は、容器についている粉をなめるように、残らないようにきれいに飲むじゃないですか!! 
これを飲むと楽になる、といわれたのをよく聞いていて、これは飲まないといかん!と思ったのでしょう。
 
空腹時に食後2〜3時間あけて昼の薬を飲むのですが、「学校から帰ってからでいいですよ」といわれました。でも、AAは、障害児学童クラブに行っているのです。
 そこで、今日は、学童の職員さんに長々と電話して事情を説明して、飲ませ方も説明しておきました。

夕方、迎えにいったら、「あの・・・・薬見せたら、AAちゃん、自分でコップ出してきて、水に粉薬をといて、まぜて飲んでましたよ・・・・砂糖が入ってましたよね? それもちょっとだけ出して、本当に砂糖だと確かめてから、混ぜて、きれいに飲みました。自分でできるんですね・・・・」
 
ええええ!!!!
やり方など教えてません!!!!
しかも、超過保護な母は、昨夜と今朝は、全部作って飲ませたのです。
できたものを見て、どう作るのか想像して、AAが自分でやってみた、ということになりますよね・・・・・
 
どうなってるのか・・・・
いやいや、もしかして、そもそも私がものすごい認識違いと言うか、子ども扱いしていたのかも・・・・(でも、昨日まで、こんな感じではなかったのです)
 

受診後丸一日たってないので、薬のせいもあるかもしれないとはいえ、多分、これは本人の気持ちの問題ですよね。
昨日、飯田先生に説明されて、「そうか、私はやればできるはずなんだわ」と思ったのか・・・・
 
なんだか、すごいです。
何よりも、本人が苦い薬を積極的に飲んで、よくなりたい、と思っているところが、すごいものだと思います・・・・ 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜その二日後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
面白い変化は毎日あります。 これは変化なのか、別のものなのか、まだ明確ではないのですが・・・・
今まで、学校に行き渋るときも、からだが動かない、と言う感じの登校しぶりだったのです。
でも、一昨日のロードレース大会の前日、「ややや。いや〜〜。おやすみする」というのです。
「な、なんで・・・・?あ?マラソン?よーいドンってやつ?」 「よーいドン、いきません」
このように、本人、主張の内容がハッキリしてきているのです。 断固とした拒否なのです(笑)
学校にいったら、結局、マラソンは走りました。 障害児学童にむかえにいったら、ニコニコで出てきて、「あ、今日、走ったのね?」と聞くと「はいっ!!」と嬉しそうでした。
この日の夜の時間は、なんというか、「くつろぎ」と顔に書いてあるかのようなくつろぎぶり。疲れていても妙なうたたねをしてしまうようなことはなく、お風呂に入って普通に時間になったら寝ました。
こういうのは、別にたいしてなんということもないともいえますが、流れがスムーズで、おだやかなんです・・・・。

そのほか「晩ご飯よ〜〜」と呼ぶと、AAがす〜〜〜っと来るんです。
いままで、部屋にいって顔を見て呼ばないと来なかったです。

このへんについては、微妙な変化なのですが、何かが、ちょっと違うような・・・。

でも、従順になったわけではないところが、面白いです。

拒否の言葉は明確に言うようになりました。

「いや」も、ハッキリしてきたのです・・・・

 自閉症スペクトラムのお子さん本人に、自分の特性・障害を伝える必要が出てくる時期があります。「告知」です。「告知」の際には、具体的にどんなことばで伝えるか、どのような配慮が必要なのか、支援者や保護者は悩むことが多いと思います。

 アスペ・エルデの会 http://www.as-japan.jp/  発行の「アスペ・ハート」に、よこはま発達クリニックの吉田友子先生が連載をしておられます。19号と20号(最新号)では、本人への告知が取り上げられています。
 しかも、吉田先生が主宰する「ペック研究所」http://www.i-pec.jp/ の中に、告知についての考え方と、実際に使うことのできる具体的な文例(ひな型)が公開されています。
 このひな型は「子どもを大切にする」ということの具体化したもののようで、また、こういう形で自分の“特徴”を知らせてもらえた子どもさんたちはしあわせだろうな・・・・と思います。

告知  http://www.i-pec.jp/jiheisp03.html 

告知文例ひな型 http://www.i-pec.jp/jiheisp04.html

アスペハート連載記事 http://www.i-pec.jp/jiheisp05.html

 この研究所の「ハート」が、ちょっと風変わりな子たちを持って、子育てに苦戦する親ごさんたちや支援者たちに届きますように。

  先日、一時停止違反でつかまえられました。おまわりさんに。

通いなれた保健センターへの曲がり角。
ちょうど曲がった先に駐車している車があったので、注意しつつカーブを曲がったところ、後ろから「△△△△、左によって停車してください」との声。
ええっ? それ、私の車のナンバーなんだけど。

駐車車両に気を取られて、ズルズルーと曲がったところ、そこに一時停止のマークがあったそうな。確かにあります。 で、いろいろ聞かれて「一時停止を怠ったのは確かです」と潔く事実を認めました。

 おまわりさんは二人組。一人は見るからに四角四面ふうの若い人。もうひとりは年配のにこにこおじさん。 四角四面さんが、調書を記入している間、にこにこおじさんが世間話をしかけてきます。

P「どんなお仕事なんですか?」   (P=おまわりさん)
私「言語聴覚士といって、ことばに障害のある人の指導をする仕事です。大人だと失語症とかが主ですが、私はもっぱら子どものことばのほうをやってます。発音がはっきりしない、とか、ことばが遅いとか、障害がある、とか、そういうお子さんとお会いしてます」

というと、にこにこおまわりさんは

P「あ、うちの、三人目の子は、発音がはっきりしないっていって、小学校の『ことばの教室』に通いましたよ。たしか、カ行の音がいえなかったんじゃないかな?  そういうのと同じお仕事ですか?」
私「ええ、そうです、奇遇ですね。で、お子さん、今はどうなんですか?」
P「高校生になりましたけど、今は全くフツウですよ。『ことばの教室』に通っていたときのことを、時々思い出しては、とても楽しかった、って言ってますよ。とてもやさしい、いい先生だったらしいです。」
私「お住まいの地域に『ことばの教室』があったのは、ラッキーでしたね。40年ほど前から、親ごさんたちが粘りづよく運動してできてきたものなんですが、なかなか増えないし、全国的には『ことばの教室』は、ないところのほうが多いんですよ。ほんとに必要なんですけどね・・・・」

 などと話しているうちに、7000円(-_-;)の罰金を払い込む用紙も書きあがり、互いに「お仕事がんばってください」と別れました。

その日は月末近く。後で保健センターの職員に聞いたところでは、センターのそばには、朝から、パトカーが陣取って違反車探しをしていたらしいです。警察にもノルマがある、って言いますし、一時停止しなかったのは事実だからしょうがないわけですが、不運なできごとでした。

とはいえ、「ことばの教室」を、よい印象とともに知っているおまわりさんと話ができたのは、ちょっぴりうれしかったです。

ある中学校の特別支援学級(固定学級)を見学に行きました。
今日見学した授業では、お子さんたちが落ち着いて授業に集中していました。
先生の声かけや、ふるまいが徹底してポジティブなので、在籍のお子さんたちが「ここは、安心できる居場所だ」と思えるのだろうな、と感じました。

たとえば・・・・
「○○県の漢字を書ける人?」って先生が言うと「ハイ ハイ ハイ ハイ」と盛んに手が挙がります。そのうちのAちゃん Bくん Cくん3人が黒板のところに出てその漢字を書きます。Bくん Cくん二人は、ちょっと不完全なところがあったけれど、一応書けました。
でももう一人のAちゃんは、勢いよく手を上げた割には、黒板に向かって苦戦しています。どうやら、はずみで手を上げただけだったみたい。
さあ、どう収束するか・・・・と人ごとながら心配になりました。

「分からなかったら席に戻っていいよ」
「分からないときには手は挙げないんだよ」
「他に分かる人いるかな?」
通常の教室だったら、そういう、ちょっと屈辱的な結末になるに違いありません。そのためにばつが悪くて、席にもどりざま、隣の子のアタマを小突いたりして、さらに注意される・・・といった図式になることがざらです。

でも、そのクラスの先生は違いました。

「じゃあ、(他のお友達が書いた)漢字にふりがなふってくれるかな?」
Aちゃんは、自信を持ってふりがなを書き、うれしそうに席に戻ったのです。

 そのようすを見て、「これこそ“「ひとりずつの子どもを大切にする”という理念の一つの表現だ」と思いました。

「障害児教育は教育の原点」
私の学んだ大学では、先生は、よく、そうおっしゃっていました。
教育においては「知識をふやす」とともに「心を育てる」ことが大切にされるべきだ、ということ。子どもの小さな気持ちの動きも見逃さずに発達、向上につなげてゆくこと。

「いいものを見せてもらいました」
「すべての学校のすべての授業がこういうスタンスで進められるといいのに」
「そしたら、子どもたちはどんなに安心して、熱心に授業に取り組めるだろう」
そう思いながら帰路につきました。

 ちなみに、ちょっとだけ間違えたBくんの漢字について、先生は「だいたいあってるよ。でも一本横棒が足りなかったね」と言って、さりげなく、一本横棒を書き足したのでした。

東京都福祉保健局の主催で「子どもの心を考える都民フォーラム」
が毎年開かれているそうですが、今年は発達障害がテーマに
取り上げられています。


私もつい昨日チラシをもらったので、どの程度の申し込み具合
なのか分かりませんが、何しろ講演者メンバーの豪華さに
びっくりです!!

日時  21年2月25日(水)午後1時 から  16時30分まで

会場  東京国際フォーラム ホールC 

テーマ  現代の子どもが抱える心の問題
           発達障害を中心に

講演・シンポジウム
      梅が丘病院院長       市川宏伸
      中京大学教授        辻井正次
      大妻女子大学教授     内山登紀夫
      北海道大学大学院教授  田中康雄

 参加費無料 申し込み締め切り平成21年2月16日(消印有効)

詳細は http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/joho/soshiki/syoushi/kodomo/oshirase/presskodomo090128/

小児科(小児神経)の松田博雄先生からご案内いただきました。

子ども虐待というテーマを、現場と、受け手の医療側と、両者を
つなぐMSW(医療ソーシャルワーカー)という顔ぶれの方たちが
話してくださる、ちょっと興味深い企画です。

“ちょっと気になる子”、発達障害の可能性のある子どもたちと
接する人たちにとっては、虐待は“すぐそこにある危機”です。
知る努力をしないと。

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    第6回 関東子ども精神保健学会

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日時 平成21年 3月 8日 日曜日

場所 杏林大学 大学院講堂
         三鷹市新川6-20-2
会費 4000円

      
特別講演(10時〜11時)
===========
   「死を通して生を考える教育の重要性と今後の課題」
      元日本女子大学家政学部児童学科教授・小児科医
                 中村博志

会長講演(11時〜11;30)
===========
子ども虐待と医療の役割
        淑徳大学教授  松田博雄

シンポジウム  (13;20〜16;30)
==============
子ども虐待
    〜子どもと親を、どのように医療につなげるか〜

1.子ども家庭支援センターの立場から 
     三鷹市ハピネスセンターくるみ幼児園園長 佐伯裕子
2.保健師の立場から         
     国立保健科学院公衆衛生看護部主任研究官 中板育美
3.小児科クリニックの立場から    
     あきやま子どもクリニック院長 秋山千絵子
4.病院MSWの立場から
     杏林大学病院医療福祉相談室 加藤雅江
5.精神科専門医療機関の立場から            
     梅ヶ丘病院精神科 菊地祐子

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
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