2008年10月26日

LCスケール(言語ーコミュニケーション発達スケール)講習会のお知らせ

LCスケール(Language  Communication Developmental  Scale)は
ことばとコミュニケーション発達にかかわる画期的な検査です。
対象年齢は0歳から6歳です。

従来の発達検査、知能検査では不十分だった「言語表出」「言語理解」「コミュニケーション」の力を測り、発達年齢・発達指数を換算できるだけでなく、そのあとの関わりや指導のヒントにもつながります。

言語臨床だけでなく、特別支援学校、特別支援学級、幼稚園保育園年齢のお子さんたちやもっと小さい人たちへの使用も可能です。
         http://www.gakuensha.co.jp/pg305.html

2005年の発売以来、多くの現場で使用され、その実例集も出版されています。
  「言語・コミュニケーション発達の理解と支援プログラム
            LCスケールによる評価から支援へ」(学苑社)
          http://www.gakuensha.co.jp/pg306.html


11月8日(日)、10時ー16時、東京都内の会場で、「LCスケール」の
講習会が開かれます。日本コミュニケーション障害学会の主催です。
       http://wwwsoc.nii.ac.jp/jacd/pdf/koushu26.pdf
ふるってご参加ください。周りの方たちにも教えてあげてください。

会場ではLCスケールや書籍の割引販売もあるそうです。
LCスケールが早く「日本標準」になりますように!!!

posted by 中川信子 at 13:59| 研修会 講演 セミナー

2008年10月20日

ダグラス・ビクレン&東田直樹講演会/フォーラム

私はSTとして、コミュニケーション手段の確保が自分たちの職種の大きな
役割だと思っています。
その意味で、自閉症の人たちのコミュニケーションのひとつの可能性として
ファシリテーテッドコミュニケーションが、少しずつ認知されるように
なってきていることを、喜ばしく思っています。

 多くの本を通じて精力的に自閉症の世界について発信してくれている
東田直樹くんの存在も大きかったと思っています。
ずっと応援していました。
 今回ダグラス・ビクレン教授と、東田直樹くんとのジョイント講演会が
企画されました。多くの方に「あると思わなければ見つけられない」
ものについて知っていただきたく、ご案内します。

日時    11月16日(日)午後1時〜
場所    東京 国立オリンピック記念青少年センター
 詳細は→ ダグラス・ビクレン&東田直樹 ジョイント講演会/フォーラム

posted by 中川信子 at 17:52| Comment(0) | 徒然のぶこん

2008年10月20日

ダグラス・ビクレン&東田直樹 ジョイント講演会/フォーラム

 ダグラス・ビクレン&東田直樹 ジョイント講演会/フォーラム

   日時  平成20年11月16(日)午後1時〜
   会場  国立オリンピック記念青少年センター

 

ご案内チラシより

自閉症、脳性麻痺、ダウン症、その他動きの制約を伴う障がいのために自分の身体をうまくコントロールできず、口で話す事が難しい人たちがいます。 そんな人たちにとって社会と繋がる「ライフライン」としての重要な役割を果たす「 話し言葉に替わる代替コミュニケーション 」。 その最先端の情報を広く共有するため、代替コミュニケーション研究の世界的第一人者であるダグラス・ビクレン教授と、筆談やコンピューターを用いて精力的な執筆活動を続ける自閉症のある高校生・東田直樹さん、加えて重度の重複した障がいがありながら著書を刊行して表現活動を続けている大越桂さんなど、当事者および実践や研究に関わる方々を講演者・パネリストとして迎え、ジョイント講演会/フォーラムを開催いたします。

 

 

 

posted by 中川信子 at 17:35| 研修会 講演 セミナー

2008年10月19日

「発達障害の早期支援」(大神英裕先生)

 10月18日・19日の両日にわたって、東京・御茶ノ水で「子どもの発達支援を
考えるSTの会
」の第7回研修会を行いました。
18日の講演テーマは「発達障害の早期支援」。
九州大学大学院名誉教授の大神英裕先生にお願いしました。
子どもSTの会の会員ともども、心待ちにしていたのですが、期待にたがわぬ
すばらしいお話でした。研究者のお話を聞きながら、ゾクゾクしたり、ワクワク
したりするなどという経験は、めったにないことだと思います。

大神先生が行っておられる研究は、現在進行形ですが、北九州糸島地区で
多職種と協力して、平成12・13年生まれの子ども全員(約1900人)を対象に、
質問紙による調査を継続的に行うという気の遠くなるような内容です。
 「奇蹟の糸島プロジェクト」とも呼ばれるこの研究は、乳幼児の発達について
多くのデータを蓄積し、大きな成果をあげてきています。

 この研究は、発達障害の初期予徴を見出し、早期から地域全体で応援する
プログラムを構築しようとの壮大な意図を持ちますが、早期に発見するだけで
なく、気がかりがあると思われるお子さんにどのような援助が有効なのかという
ことも合わせて実践しているところにその真の凄さがあると私は思います。
 詳しくは「発達障害の早期支援  研究と実践を紡ぐ新しい地域連携
         (大神英裕   ミネルヴァ書房)をご覧ください。
 保健師さん、健診にかかわる職種の方たち、療育にかかわる方たちすべてに
ぜひとも読んでいただきたい本です。

  ベートベンに「心より出て、願わくば、再び心へと至らんことを」ということばがある
そうですが、研究の中にも、人の温かみが感じられる「ことば」を通して、心へと伝わる
研究もあるのだなー、となんだか興奮さめやらぬ思いでおります。
私たち(ST)もがんばらなくっちゃ。  

posted by 中川信子 at 23:21| Comment(0) | 徒然のぶこん

2008年10月18日

地域保健 バックナンバー

地域保健  バックナンバー

言葉と発達 いまどき子育てアドバイス

 

2006 10月号 連載109 「ことばの遅れ」とは?(1)結合:06.10_no109.pdf

2006 11月号 連載110 「ことばの遅れ」とは?(2)結合:06.11_no110.pdf

2006 12月号 連載111 「ことばの遅れ」とは?(3)結合:06.12_no111.pdf

2007  1月号 連載112 「ことばの遅れ」とは?(4)結合:07.01_no112.pdf

2007  2月号 連載113 ほんとうに大切な育ちのルール(1) 生き物としての人間・子ども

2007  3月号 連載114 ほんとうに大切な育ちのルール(2) 生き物としての人間・子ども

2007  4月号 連載115 ほんとうに大切な育ちのルール(3) 生き物としての人間・子ども

2007  5月号 連載116 好きになること in 地域       結合:07.05_no116.pdf

2007  6月号 連載117 寄り添いつつ待ち かつ 介入する 結合:07.06_no117.pdf

2007  7月号 連載118 ことばを育てる遊び方教室 その1 結合:07.07_no118.pdf

2007  8月号 連載119 ことばを育てる遊び方教室 その2 結合:07.08_no119.pdf

2007  9月号 連載120 ことばを育てる遊び方教室 その3 結合:07.09_no120.pdf

2007  10月号 連載121 ことばを育てる遊び方教室 その4 結合:07.10_no121.pdf

2007 11月号  連載122 守破離 「型を教える」から入る子育て 結合:07.11_no122.pdf

2007 12月号  連載123 就学という大きなハードル その1 結合:07.12_no123.pdf

2008  1月号 連載124 就学という大きなハードル その2 結合:08.01_no124.pdf

2008  2月号 連載125 就学という大きなハードル その3 結合:08.02_no125.pdf

2008  3月号 連載126 就学という大きなハードル その4 結合:08.03_no126.pdf

posted by 中川信子 at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域保健 バックナンバー

2008年10月17日

旭日出学園 三木安正記念館公開講座(11月8日)

旭出学園 三木安正記念館公開講座(11月8日)
       
 

第2回  平成20年11月8日(土) 午後1時〜3時

       「ことばの発達とおとなのかかわり」

                    中川 信子 

詳細、お問い合わせは上記の三木安正記念館ホームページまで

posted by 中川信子 at 18:38| 研修会 講演 セミナー

2008年10月15日

朝日新聞 生活面「患者を生きる」に友人の皆河さんが登場

 今日(平成20年10月15日)の朝日新聞東京版朝刊・生活面「患者を生きる」に友人で狛江(こまえ※)在住の皆河える子さんと息子さんが登場していました。
 皆河さんの息子さんは無痛無汗症という稀少な病気を持って生まれました。これからの連載で紹介されるでしょうが、皆河さんは、全国に呼びかけて「無痛無汗症の会『トゥモロウ』」を立ち上げて当事者をつなぐ仕組みを作りました。

  お住まいの狛江市では「福祉ネット ナナの家」の総元締めとして、乗馬、爆風コンサート、映像教育、ヘルパーステーション、障害のある人たちの居場所づくり、など、実に果敢な活躍ぶり。
  そうそう、乗馬は、健康にいいんですよ!!  障害のある子どもたちの馬に乗った時のよい笑顔といったらありません。ボランティアをいつもいつも求めていますから、時間と興味のある方はぜひ手伝って、楽しんでください。

  皆河さんと私とは、「多摩川沿いに温泉を掘りあてて、恒常的に乗馬ができて、温泉に入れる施設を作れたらね (^_-)-☆ 財政状況のかんばしくない狛江が観光立市できたら最高(^。^)」という夢(白昼夢といいますか、妄想といいますか)を語り合っています。「夢は見るものではなく、かなえるもの」ということばが大好きな私ですが、さすがに、こればかりはあまりかなえられそうな気はしません・・・・。

    ※ 「狛江」を(こまえ)って読めない人が全国的に多いのでふりがなをつけました

posted by 中川信子 at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然のぶこん

2008年10月12日

NPO法人福祉ネット「ナナの家」会報 19年3月号 中川信子 i縁n 狛江

福祉ネット「ナナの家」 19年3月号会報に掲載された、中川信子へのインタビューです。

福祉ネット「ナナの家」のホームページはこちら

会報19年3月号インタビュー

 

<人が幸せになるために>

皆河:今日のお客様は、狛江が大好きとおっしゃる言語聴覚士(ST)の中川信子先生です。どうぞよろしくお願いします。ところで初めに自己紹介をお願いできますか?

中川:はい。生まれた所は狛江でなく世田谷です。その後九州の大牟田市で9歳まで過ごしました。そして広島県(大竹市)、世田谷を経て狛江に来たのは昭和57年です。

皆河:昭和57年からというと、1/4世紀ほど狛江在住なのですね?お子さんはいらしゃいますか?

中川:2人です。31歳と27歳の男の子。二人とも幼稚園や保育園のお世話になり、その後旧八小に通いました。私は子どもが3歳までは手元で育てたいと完全退職したのですが、子育てだけの毎日にはもううんざりして、非常勤の仕事を始めました。それでも子どもにはしっかりと目を向けたいと思っていましたので、PTAなどやりました。お母さんの立場でいろいろなことが見え、その頃知り合った方たちにいろんな意味で支えられました。バリバリ仕事だけしていたら、全然地域が見えなかっただろうなーと。

皆河:先生は大学生になる頃からSTを目指していらした?

中川:全然!私は元々悩み多き少女だったので、「人は何のために生きるのか?」みたいな問いの答えが見つからない以上生きていけない・・・なんてすごく思っていました。たまたま高校時代の歴史の先生がカウンセリングを勉強していて、授業の中で話されるカウンセリングの内容に、そういうことをやれるなら私もちょっと楽しくなるかも知れないと思い、大学で心理を学ぶことにしました。その当時佐治守男さんという方がロジャースの“受容的な面接療法”を日本に紹介されていて、とても関心を持ちました。その大学は文学部にも教育学部にも心理学部がありましたが、三木安正という先生が「教育学部の心理は人の幸せのためにある」と説明されたので、迷わず教育学部に決めました。三木先生は旭出学園養護学校で障がい児教育を行っていらした方です。

皆河:その学校はどこにありますか?

中川:練馬区です。

皆河:そうですよね?!マカトン(イギリスで始まった知的障害児のための手話)の講習を行っている学校ですね。「ナナの家」からもスタッフと数回通いました。

中川:もともと徳川家のお屋敷の中に寺子屋のようなものを建てられ、そこに小学部、中学部、高等学部・・・と。

皆河:やっぱり必然的に広がっていったんですね。

中川:必要に応じて創られていった学校です。私の最初の職場体験は旭出養護学校だったんですよ。

皆河:そうですか。

中川:小学部の自閉症の子についていたこともあります。本をパラパラパラって。何でそういうことをするのかなって、訳わからずに付き合って。三木先生が授業の度に「旭出の子はこんなに面白いんだよ、楽しいんだよ。」と話されるので、「じゃ、やっぱりそこしかないか。」って就職しました。

皆河:哲学的少女にしては、とっても素直ですね。

 

<ジャンヌ・ダルクに憧れて>

中川:大学ではちょうど大学闘争のさ中で、卒業も6月。心理の勉強も余りしていませんでしたから。

皆河:ちょうど‘70年安保の頃ですね。

中川:「正義と平等を貫ける社会にしなくては・・・。」と考えていましたから。あの時代はノンポリでない限りいやおうなしに大学闘争に巻き込まれて燃えていったと思いますね。

皆河:私にとって、先生はどちらかというと“楊貴妃”のイメージだったんですよ。あの玄宗皇帝が国が傾く程愛した女性。でも今のお話だと“ジャンヌ・ダルク”ですね!

中川:そう!ジャンヌ・ダルクになりたいと思っていました!大学闘争の中でいろいろ考えましたね。闘って叩きつぶして勝ち取るのが正しいんだろうか・・・って。世の中には不正と不平等がいっぱいあって、特に障がいをめぐっては本当におかしいんじゃない!ってことがいっぱい。それで自然に障がいのあるのある子どもの教育に向かった感じです。

皆河:そうですね。最も不平等の波をかぶっていますからね。

中川:それでも私が旭出学園に入った30年前は今みたいじゃなくて、例えば入ってくる先生も、養護学校に勤めるとバカが感染すると言われたり、妹の縁談に差し障るといって勘当されたり、親戚の手前顔向け出来ないといった発想が横行していた時代でしたから、それを考えれば30年でずいぶん変わりましたね。

皆河:そういえばそうでしたね・・・。

中川:ま、根本的にはまだまだいろいろありますがね。

 

<教育委員になって>

皆河:で、2年前になりますか?狛江の教育委員になられたのは?
中川:はい。16年の11月からです。早期療育の“ぱる”に関わっていたこともあってか、私の名前を覚えていていただけたのではないでしょうか?教育委員になると、月一回必ず部長さんや課長さん、指導室の方々と顔を合わせていろいろ話し合えるし質問できるので、これはラッキーという気持ちでお引き受けしました。

皆河:私は先生の就任を市報か何かで知って、教育委員会を身近に感じてうれしかった。何かが変わるなーって。だって息子の小学校の頃の教育委員会はひどかったんですよ。何度か傍聴しましたが。

中川:そうですか。皆河さんと初めに御会いしたのは保健相談所の“麻の会”の集まりでしたね。こういう人がいるんだ・・・と思いました。ちょうどその頃息子さんが小学校を移る話を耳にしました。

皆河:どんな印象だったんでしょうね?もう16年程前ですね?私は先生の「ことばをはぐくむ」のご本が印象に残っていた頃です。あれはいつ頃書かれました?

中川:‘86年。

皆河:あの後も沢山ご本を出されたと思いますが・・・

中川:あの本以来、枝葉は変わっても根幹の思想的なことは全く変わっていないです。伸びるのは子どもさんだから、回りの人が上手にそれを伸ばしてあげようというスタンスです。親ごさんが頑張れるためには、回りの人は支えてあげればいい、と。

皆河:そこには地域の発想が既にありますね?そういえば教育委員会の目標の中に地域参加というのが唱われていますね。この頃回覧板に地域の学校のお便りが入っていて驚きましたね。

中川:初めは厚い壁があると覚悟して入った教育委員会ですが、入ってみたら、全体が前向きに動いていることがわかって来ましたし、必ず障がいのある子のことが視野に入っているのを感じますね。

皆河:それは息子の時代を思うと、画期的ですね。これは20年位前の話ですが、狛江には教育長がずっと不在だったんですよー!ようやく谷田部教育長、木村教育長が就かれて。あと、教育委員会のお便りが変わりましたね?わかりやすいし、調査もしっかりしているし、身近になりましたね。普通の人がようやく読めるようになった気がします。特別支援教育についても少しずつ載ってますね。今後は副籍についても調査や進行状況の掲載を期待していますが・・・。

 

<一緒に創る姿勢>

中川:これからは学校とか行政とか、それだけではいろんなことが立ち行かなくなっているので、やっぱり学校ボランティア、学校安全ボランティアとか市民の協力を得ながら一緒に学校を創っていこうという流れじゃないといけないと思いますね。

皆河:カウンセラーもいるんですよね?狛江の学校には。

中川:はい。教育相談室の教育相談員があたっています。今5人いて、必ずどこかの小学校に週一回はりつきで相談活動を行っています。中学校には東京都の予算でスクールカウンセラーが週一回入っていて校内の様々な問題や気になる子や先生方の相談に乗っています。

皆河:それは必要なことですね。

中川:普通どっかから来た人がボコっと入って個別に対応しておしまいですが、狛江の場合、小学校の担当の相談員は必ず教育相談室に集まり、情報集約して相談したり方針を立てたりします。相談員もそこでみんなに支えられ、また学校に行った時に頑張れるんです。

皆河:それはいいシステムですね!学校の先生にも、私たちのヘルパーステーションにも、訪問看護ステーションにも必要です。それにしても、先日「ナナの家」にいらした教育相談員の方々はとても素敵でしたね。昔は天下りみたいな、感じのよくない方たちでしたが。

中川:そうでしたね。今は臨床心理士や言語聴覚士。言語の窓口は、ことばが遅いとか発音がうまくいかないということから相談していただくのに、いい入り口だと考えています。学校に入ってみると様々な問題があり、それらをみな先生たちにやれっていうのは過酷すぎると思いました。先生を支えるしくみを作らないとならないと思います。

 

<あったかい教育>

皆河:うちの娘も今公立の小学校の教師ですが、大変そうですね。でも狛江はそれでも恵まれていると感じました。

中川:仲間うちだからというんじゃありませんが、恵まれています。教育委員会が学校の独自性を大切にしながら、指導・命令とか問題を起こした人を責めるという姿勢でなく、学校の先生たちが一番力を出せるためにどういう手助けが出来るだろうか・・・という発想でいろんなことを考えているのが見ていてわかります。あったかいんです。

皆河:(小学校)給食も自校方式だからあったかいし、自然も豊かだし。

中川:ま、小さいですからね。市内中の校長先生と副校長先生が集まっても全部で20人ですから。

皆河:そういえばある小学校の校長先生は生徒の名前を全員覚えていましたよ。

中川:そういう校長先生はほかにもいらっしゃると思いますよ。校長室に全クラスの子の写真が貼ってあったりして。巡回に行くとそれがわかります。顔が見える関係は大切ですね。

皆河:本当ですね。ところで今後の教育的課題はどんなことでしょう?

中川:就学前から就学に橋渡しする“就学支援シート”というのが2年前から始まったんですけど。

皆河:それ、私見せていただきましたよ。「ナナの家」に通うお子さんのお母さんから。とても詳しい内容でした。

中川:はい。これは保護者が中心になって各機関をつなぐ画期的な試みで、都のモデル事業として出来たんです。全校に校内委員会が出来たり養護学校(現・特別支援学校)にいる子が地域で交流できるようになったりとか、いろいろなことがしっかり進んできてはいますけど、まだ問題はいっぱい。幼児期の幼稚園とか保育園の巡回相談システムが狛江にはまだない。(※1)それがあればどんなに先生方が頑張れるかと思うし、療育相談、教育相談、子ども支援センター、児童館、公民館・・・と、相談窓口が沢山できたのですが、それらが互いにつながっていないので、相談窓口の一本化が大きな課題になっています。情報を集約できるシステムを作れるといいと思います。個々の支援ではプツンプツンって切れてしまうので。

皆河:それは地域社会の資源になっていくでしょうね。集積されればいろんな人に他のケースが役立てられて。

中川:また、学校にも頑張って欲しいのですが、限られた先生と限られた人手の中で、これ以上頑張ってと言うには限界があります。これからは市民の側がどう学校を応援していくかということもしっかりと考えていかないといけないと思うんです。市民からの働きかけという意味では、ある市役所の方が言って下さったのは、「市民がもっと上手に市役所を活用して利用してくれるようになるといい」って。「僕らの力には限りがあるんで、あれしてこれしてと言われてもなかなか応じきれない。一緒にやろうというスタンスが出来たらいいのになー」って。学校だけじゃなく、市も一緒になって育てていかないとならないと思います。

皆河:これからは、そういう方向に向かっていくんでしょうね。

中川:それには役所がもう少し敷き居の低い所になるといいですね。カウンターの内と外という感じじゃなくって。

皆河:私はまだ見ていないのですが、統合後の緑野小がカウンターというか、敷居の無い学校になっているんですよね?

中川:はい。職員室も全部ガラス張りで。

皆河:青写真を見たら、子どもたちの教室もフリースペースが多く、敷居がありませんね。これは息子が小学生の頃、既に大阪にはあったんですよ。狛江にもそんな学校が出来てびっくりしたんですが、自由な分却って落ち着かないんじゃないでしょうか?

中川:私もとっても心配しましたが、ちゃんとクラスごとのしきりは縦にあって、廊下は素通しなんですが、意外に隣の教室の声は聞こえないんです。障がいのある子にはどうかなーと思ったんですが、意外と良かったんです。ま、その時の授業にもよるかもしれませんが。ぜひ一度見て来て下さい。

皆河:はい。

中川:せっかく統合したのに、四小も七小も跡地利用がはかばかしくなくて・・・。

皆河:そうですね。中学校の方も統合見送りが教育委員会のお便りに載っていましたね。ところで今日のインタビューの中で、先生は私の中で“楊貴妃”から“ジャンヌ・ダルク”と変化して・・・、この次先生は何になりたいんでしょうか?あるいは今後の抱負とかありますか?

 

<私は糊になりたい>

中川:なりたいのはノリですね!

皆河:えっ、ノリ?糊?

中川:はい。私は福祉の側では“ぱる”にもいるし、健康課(現・健康支援課)にも関わりがあります。教育委員会にもいるし、学校にもいろいろ出入りしていたり、いろんな所に行ってます。ある立場のことを他の立場の人へスポークスマンみたいな感じでプラス情報でつなげ、互いの警戒が溶けて仲良くしていくための“糊”になれたらすごくうれしい。

皆河:それはとってもむずかしいけど、うまくいくと良いですね。狛江では何人も障がい者団体をまとめようと努力された方がいらっしゃいました。保健所の所長さんとか。せっかく自立支援法で三障害の垣根が取り払われたのですから、みんなで一つの連絡組織でも作れれば、もっと外に向けて協力も呼び掛けやすくなります。先生の将来への抱負は山ほどあるようですが、まずその一つは、市内の団体が互いにつながりを持ち情報交換できるシステムを作り、その一つ一つを糊となってくっつけていくということですね。ぜひ素敵な糊になって下さいね!今日はお忙しい中ありがとうございました。    
※1  保育園・幼稚園への臨床心理士の派遣は20年度から開始されました。 

※※※ HPへの掲載にあたって、一部表現を変更した箇所があります。

    

 

2008年10月12日

disorder ということ

                                20年10月12日記

私は「障害」ということばが好きではありません。「障碍」と言おうが、「障がい」と
言おうが、やっぱり好きではありません。特に、発達「障害」については、周囲が
「特性」「独特な個性」として広くとらえて手立てを講じればさえすれば、あまり問題なく
暮らしていけるような場合にも「障害、障害!」と、騒ぎ立てるきらいがあるように
思えます。

「障害」にあたる英語のひとつに「disorder」という単語があります。
order の意味には、命令とか順番とか秩序とか体制とか整理とか
いろいろありますが、中に「調子」とか「好調」とか「順調」とかいう意味あい
も含まれています。

接頭語のdis- は「欠如」「否定」「反対」の意味を表わします.

そこから考えると、disorder= order  が disされた状態 つまり
「調子がよくない」「順調でない」、「列からちょっとはみ出した」
といったイメージなのではないのでしょうか?

確かに、私の知ってるAくんもZちゃんも「列からはみだしがち」な、かわいい子
たちです!!!   運動会の時なんか、だから目立ちます。

だったら・・・・と私は思うわけです。
「列の方を、こんなに整然としなくてもいいことにすれば、目立たないんじゃ
ないの?」って。
こういうことを保育園や幼稚園や学校の先生方に言っても、あまり取り合って
もらえませんけどね。

東京学芸大学の上野一彦先生は「障害とは支援を必要とする個性である」と
いつもおっしゃっています。私も、ほんとにそうだなーと思います。
WHOが出した「ICF分類(国際生活機能分類)」を、世の中の人がみんな
知ってくれるといいのに、と思います。
そして、「支援」のレパートリーの中に、「自分たちのほうが、もう少しアバウト
になる」っていう項目も加えてくれたらいいな・・・とも。

                                 


 

posted by 中川信子 at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然のぶこん

2008年10月10日

朝日新聞育児ファイル 「ことば」 全6回


           朝日新聞の生活面に日曜日、毎週ではありませんが、
          「育児ファイル」という小さな記事が載ります。
           5、6回シリーズでいろいろなテーマが取り上げられます。
         
私は「ことば」をテーマに、平成18年に登場しました。
     担当者の了解を得て、ホームページに掲載します。
     不安解消のお役に立てば幸いです。

第1回 うちの子、遅いかな?         20061015日掲載

第2回 赤ちゃん「アプゥ」、自分も「アプゥ」 20061022日掲載

第3回 赤ちゃんことばの秘密         2006115日掲載

第4回 英語ビデオ漬け 気をつけて       20061112日掲載  

第5回 ことば育ては、からだ育てから      20061119日掲載

第6回 サポートの見つけ方          2006123日掲載

posted by 中川信子 at 03:04| 朝日新聞 育児ファイル(全6回)

2008年10月10日

第6回 サポートの見つけ方

朝日育児ファイル「ことば」 第6回  2006123日掲載

  

サポートの見つけ方

 

 子どもの遅い子をもつ親御さんで、ママ友達やお医者さんに「ことばかけが足りないんじゃないの?」「もっと遊んであげなさい」などと言われたことのある人は少なくありません。本人は精一杯やっているつもりなので、そんなふうに言われるとつらい思いがつのります。

 こんな時に相談したいのがことばの専門家、言語聴覚士(ST)ですが、その数はまだ少ないうえ、自治体の予算も限られていて、配置が進みません。

ですから、現状では保健師さんに相談するのが早道。保健師は、全国で乳幼児健康診査(健診)を担当し、心配事の相談に乗ります。「遊びの教室」や「フォロー教室」で対応しているところもあります。

 健診に心理相談員が参加し、保健師と協力してことばを含めた全体発達についての相談に乗ってくれる自治体も少なくありませんが、その後のフォローの制度は地域差が大きいのが現実です。また、保健師、心理相談員、言語聴覚士はいずれも専門家ですが、それぞれ得意不得意があり、相談しても、対応に満足できない場合もあるでしょう。

 でも、一人で悩まないで。ことばの遅い子を持つ親たちが、本音を打ち明けられるバもあります。そんな文集「言の葉通信」を16年間発行してきた親たちのグループは、2年前にNPO法人「ことのはサポート」を設立。私たちSTと協力して悩める親子の支援体制を作ろうとしています。

抱えこまず、いろいろな人の助けを求めていきましょう。

    ◆◆ NPO法人「ことのはサポート」
      
http://blogs.dion.ne.jp/kotonoha_support/

 

 

 

2008年10月10日

第5回 ことば育ては、からだ育てから

朝日育児ファイル 「ことば」  第5回 20061119日掲載

  

ことば育ては、からだ育てから

 

 「ことば育ては、まずからだ育てから」って何のことでしょうか?

 ことばは、舌や唇を動かして発音します。でも、舌や唇が自分から勝手に動くのではありません。脳が、「何を言うか」「そのことばを発音するには口や唇をどう動かすか」など細かく指令を出してくれているから、発音できるのです。

 ことばを直接つかさどるのは大脳。でもそれ以外にも体の動き、こころの動きに関係する脳があり、全部が連係して初めてことばが話せるのです。

 大脳は、鏡餅の一番上にのっている橙(ダイダイ)。体の脳が下段のお餅、心の脳が上の段のお餅と想像してみてください。

 ことばがじょうずに話せるような大脳、つまり、りっぱな橙がのるためには、下の二段のお餅が大きく育ち、しっかり固まっていなければなりません。

 ことばの育ちだけに気を取られて「リンゴよ、リンゴ」「バイバイって言ってごらん」などと教えても、まだ橙を乗せる準備ができていない時には成果があがりません。

 早寝早起きをこころがけ、栄養バランスのとれた食事をし、楽しく遊ぶこと。子どもにとって当たり前のこういう生活こそが、ことばや知力の基礎をつくり、二段のお餅をしっかり育てるのです。中でも体全体を使う遊びは、子どもの育ちに大事な意味を持っています。

特別な運動でなくていいのです。おなかや背中をこちょこちょくすぐって遊んだり、公園で「よーいどん!」って一緒に走ったり、踏切に大好きな電車を見に行ったり。今日からできそうなこと、してみませんか?

2008年10月10日

第4回 英語ビデオ漬け 気をつけて

朝日新聞育児ファイル「ことば」 第4回  20061112日掲載  


英語ビデオ漬け 気をつけて

  
 
赤ちゃんのときから英語にふれさせておけば、将来英語に困らない? 英語ビデオ教材の使い方で心揺れる親ごさんも多いようですね。
 
でも、ちょっとここで考えてみて下さい。2歳でリンゴを「アプゥ」と言えたとしても、それが必ずしも将来の英語力を保障するわけではありません。
 
また、因果関係を証明できてはいませんが、「ことばが遅くて心配」と相談に来られる2歳くらいのお子さんが、赤ちゃんのときから英語教材のビデオ漬けだった、という例を少数ながら見聞きすることがあります。そうした過熱ぶりがちょっと気がかりです。
 
赤ちゃんがどんなふうにことばを学んでいくのかは、実は、まだわからないことだらけです。 
 ただし、子どものことばの発達を
20年近くみてきた立場から言えるのは、ことばはテレビやビデオからではなく、生身の人間との実際のやりとりを通じて身についてゆく、ということです。また、子ども自身に準備が出来ていないうちに無理に教えるのは望ましくないということも、ほかの言語聴覚士たちと共通する意見です。
 
 英単語を覚える前に育てておくべき力があります。それは人と気持ちを通わせコミュニケーションできること、表現したい内容がしっかりしていること、です。
 
いくつかの単語をつなげて、自分の気持ちを伝えられるようになってから英語に触れるのはいいとしても、まだおしゃべりできない赤ちゃんの時代から、英語ビデオかけっぱなしという状態は控えたいものです。 
 英語は、親子のかかわりの一つの糸口だ、程度に考えておくといいでしょう。

2008年10月10日

第3回 赤ちゃんことばの秘密

朝日新聞育児ファイル「ことば」  第3回 2006115日掲載

  

赤ちゃんことばの秘密

  

 あの子は2歳前でもう「デンシャ」って言うのに、うちの子はまだ「デンチャ」。自動車は「ブーブ」。私が「ほんとだ、ブーブ来たね」なんて赤ちゃんことばで話しかけるのがいけないのかしら・・・・・。

  1歳から3歳にかけて、お話しできるようになると、今度は発音が心配になる親御さんも少なくありません。そんなとき、私はこう言います。「田大人になるまでには、たいてい正しい発音が身につきます。この時期の早い遅いはあまり心配いりませんよ」って。

 ことばを話すときには、唇やあご、舌などを、実に複雑な操作で動かすのですが、赤ちゃんはまだ舌先を思い通りに動かせません。聞き取る力も未熟です。発音がはっきりしなかったり、赤ちゃんことばになったりするのはそのため。

 わりあい発音しやすいのはマ行、バ行、パ行、タ行。ですから「ブーブ」「マンマ」「パパ」「ポッポ」などのことばが先に出てきやすいのです。

 日本語五十音が発音できるようになる大まかな目安は4歳半くらい。サ行、ザ行、ラ行は発音動作が一段と難しく、さらに習得ま時間がかかる子もいます。

 「ワンワン」「ニャーニャ」「ポンポン」などの繰り返しも、赤ちゃんことばの特徴ですが、実はこれが、聞き取りやすく言いやすい、まさに赤ちゃん専用のことばなのです。 

 今しか使えない赤ちゃんことば。たくさん使ってあげてください。無理に正しい大人用の日本語で話しかける必要はありません。気持ちを通い合わせるうちに赤ちゃんことば「卒業」です。さみしくなりますよ。

2008年10月10日

第2回 赤ちゃん「アプゥ」、自分も「アプゥ」

朝日新聞 育児ファイル「ことば」 第2回  20061022日掲載

  

赤ちゃん「アプゥ」、自分も「アプゥ」

  

 赤ちゃんは周りのおとなのことばを聞いて、ことばを覚えます。「ことばかけが大事」と言われるのはそのためです。

 でも、意外に多くの親ごさんたちが「実際どんなふうにしたらいいの?」「赤ちゃん相手に話しかけるのって難しい」と悩んでいます。そんな方たちにいくつかのヒントをお伝えしましょう。

 まずは「赤ちゃんの出す音や声をまねること」です。赤ちゃんが「アプゥ」といったら自分も「アプゥ」とマネします。自分が出したのと同じ音をおとなが返してくれることで赤ちゃんは張り切ってたくさん声を出すようになります。

 次は、「赤ちゃんのやっていることや赤ちゃんの気持ちを代わりにことばで言う」こと。おいしそうな顔をしていたら「おいしいね」、自分でお口のまわりを拭いていたら「ごしごし、きれいきれい」という具合です。

お風呂の用意をしながら「タオルどこだっけ」、着替えさせ終わったときに「はい、できました!」と自然に言っていませんか?

このように「大人が自分のしていることを口に出していう」こともりっぱなことばかけの一つです。

 食事やオムツ替え、お風呂など、赤ちゃんの世話をする時に、あれこれ題材を見つけてみませんか。

また「おはよう」「いただきます」「ありがとう」「バイバイ」などのあいさつことばは、状況とマッチしているので覚えやすいもの。おとなが意識的にあいさつを交わすことも、赤ちゃんにとって、大事なことばの学習の機会になります。

2008年10月10日

第1回 うちの子、遅いかな?

朝日新聞育児ファイル「ことば」  第1回 20061015日掲載

 

うちの子、遅いかな?

 

 「うちの子、ことばが遅いんです」。そんな不安でいっぱいのお母さんたちの相談に、約20年かかわっています。言語聴覚士(ST)はことばの障害に取り組む専門家。成人対象に仕事をする人の方が多いのですが、私は一歳半健診後のことばの相談を長くやってきました。

 ここ数年、子どものことばやコミュニケーションをめぐる親御さんの不安がどんどん大きくなっている、と感じます。「ふつうにしていればいい」と言っても、「ふつうってどうすればいいんですか?」と戸惑う方たちも多いのです。

 ことばの育ち方は人それぞれ。10カ月くらいからお話を始める子もいれば、2歳半ころまで「アー」「ウー」しか言わなかったのに、突然ぺらぺらしゃべり出す子もいます。

 でも、親としてはマニュアル通り「1歳ころに『ママ』など意味のあることば、2歳ころは『ママおいで』などの二語文を使い始める」ようにならないと、心配になるんですよね。

 もちろん、障害の可能性もないとはいえません。でも、ことばが少々遅くてもあまり心配せず、遅咲きの花を楽しみに待つ気分でつきあうことを勧めます。ぐっすり寝て、元気に遊び、おいしいものを食べる。そういうことが全部、言葉の発達の基礎になっているのです。この連載では、ことばが育つ過程での心配ごとについて書いていきます。

2008年10月10日

後天性脳損傷のこどもを支援するシンポジウム(11月24日)

セミナー案内

 11月24日に

後天性脳損傷のこどもを支援するシンポジウム 
  小児高次脳機能障害の社会環境を考える」 が開かれます。

充実した資料が配布される予定ですし、家族会や専門家の講
演もありますので、ぜひご参加下さい。
お子さんの保育の場も用意される予定です。
どうぞ、周りの方にもお勧め下さい。

詳細 お申し込みは上記のホームページまで

posted by 中川信子 at 01:40| 研修会 講演 セミナー

2008年10月10日

おすすめ情報

10/6   おすすめ記事      

       発達障害に気づく

10/6   おすすめパンフレット 

      「子育てママを応援します!〜育児ストレスを減らす3つのヒント

posted by 中川信子 at 00:33| お勧めのぶこん

2008年10月10日

発達障害に気づく

おすすめ記事

発達障害に気づく

(厚生労働省のサイト「発達障害情報センター」内)
  
  特に「乳幼児編」は写真入りの解説が掲載
   されていて、子どもの発達がよくわかります。

posted by 中川信子 at 00:23| お勧めのぶこん

2008年10月10日

「子育てママを応援します!〜育児ストレスを減らす3つのヒント」

おすすめパンフレット

「子育てママを応援します!〜育児ストレスを減らす3つのヒント」
  

  NPO法人えじそんくらぶ から出ています。
  無料ダウンロード可能です。育てにくい子を
  持つ親ごさんと周囲の人たちのために。

 パンフレットのダウンロードはNPO法人えじそんくらぶ内の

 NPO法人えじそんくらぶ発行、ダウンロードできる冊子のご案内から

 実力を出しきれない子どもたち〜AD/HDの理解と支援のために〜

 〜大人のADHDストーリー〜ADHDという名の贈り物

 子育てママを応援します!〜育児ストレスを減らす3つのヒント〜

 の三冊です。

 

posted by 中川信子 at 00:08| お勧めのぶこん

2008年10月08日

お勧めパンフレット「子育てママを応援します」

おすすめパンフレット 
  
「子育てママを応援します! 〜育児ストレスを減らす3つのヒント」
  NPO法人えじそんくらぶ から出ています。
  無料ダウンロード可能です。
  
育てにくい子を持つ親ごさんと周囲の人たちのために。

posted by 中川信子 at 00:28| あれこれお知らせ

2008年10月04日

二重の虹(ダブル・レインボウ)

                          20年10月4日                     

旭川に行ってきました
北海道からの依頼には、後先考えずに「行きます!」と即答
するクセがあるのですが、この時期の北海道は、何とも言えない
美しさです。

旭川地区ことばを育てる親の会40周年記念の学習講演会という
あつまりでした。またまた学ぶところの多い二日間でした。
150人近い方が来てくださったのもありがたいことでした。

旭川市は人口35万。小学校が60だかある、という市域の広さ。
人口7万6千、小学校6校の狛江から見ると想像できない規模です。
特別支援教育へのアプローチの仕方も、きっとうんと違うのだろうと思います。
が、目指すと方向はただ一つ。すべての子どもが大切にされる
世の中だ、と思いました。がんばる人たちたくさんにお会いできました。

先週は7度になったという旭川。
私が行っていた間は10度とか12度とかあったので寒いという感じは
ありませんでしたが、沿道の木々はすでに色づきはじめ、赤、黄、が緑に
混じりあい、夢のように美しい風景でした。緯度が高い分、光の角度も違う
のでしょうか、東京とは、木もれ陽の感じが違います。

講演後、美瑛の「パッチワークの丘」や「四季彩の丘」を通って、
空港まで送っていただきました。
広々した丘陵風景。車から降りると、木々の葉が風に揺れる音、
遠いところから聞こえるせせらぎの音・・・・などなど、しばし世の
雑用すべてを忘却のかなたに押しやりました。

その上、空港が近づくと空に大きな虹がかかりました。
しかも二重に。
内側の虹は誰かが人為的に作っているのではないかと思うほどの
色の濃さ。まったくのところ「ことばにできない美しさ」でした。目には
しっかり焼きついています。

同乗していた「ことばの教室」の先生に教えていただいたのですが
内側の虹(主虹というそうです。色が濃い方)と、外側の虹(副虹)とは、
色の配列が逆になっていました!!!   ほんとだ、びっくり!!

家についてから、ネットで調べてみたら、虹が二重になるわけと
色の順番が逆になる理由が載っていました。
ダブルレインボーと言うのだそうです。
http://www.an.shimadzu.co.jp/support/science/010912/010912a.htm
説明を読んでも、私の頭では理解できませんが、現物は何しろ
も・の・す・ご・くきれいでした。
透明な光の色。
絵の具では決して出せない色合い。
神々しいということばがぴったりでした。
美しい自然に出会って、ちょっぴり謙虚な気持ちになって帰ってきました。

 

posted by 中川信子 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(2) | 徒然のぶこん